アーセナルが、レアンドロ・トロサールの後継者獲得に向けた動きを本格化させるようです。
移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノによると、クラブ・ブルッヘに所属するギリシャ代表FWクリストス・ツォリスとの契約を目指し、クラブ間交渉を開始する見通しです。
アーセナルは今夏、大幅な選手入れ替えではなく、必要なポジションを限定して戦力を引き上げる方針とされています。
ミケル・アルテタとスポーツディレクターのアンドレア・ベルタは、左ウイングと中盤の8番を主な補強ポイントに設定しているようです。
一方、出場機会を求める選手の退団によって生じる穴も埋める必要があります。
トロサールは約1700万ポンド、日本円で約37億円の移籍金でベシクタシュへ加入することで合意したとされ、アーセナルはその後継者を探していました。
ロマーノによると、クラブが候補に選んだのは24歳のツォリスです。
ツォリスは自身の代理人に接触したほかのクラブには前向きな反応を示さず、アーセナルへの移籍を希望していると伝えられています。
クラブ・ブルッヘは移籍金として3500万ポンド、日本円で約76億円を要求しているようです。
ツォリスはベルギー1部リーグで54試合に出場し、17得点18アシストを記録。
さらに、フォルトゥナ・デュッセルドルフへ期限付き移籍していた際には、ドイツ2部で30試合22得点7アシストを残しました。
若手時代にはノリッジ・シティでプレーしており、プレミアリーグとチャンピオンシップの経験もあります。
イングランドのサッカーを理解している点は、アーセナルにとって大きな魅力となりそうです。
アーセナルのレジェンドであるティエリ・アンリも、ツォリスの能力を高く評価しています。
アンリは、ツォリスについて爆発的なスピードを備え、相手DFとの1対1を恐れず、得点を狙うことを好むウインガーだと分析。アーセナルに加われば、攻撃にさらなる迫力をもたらすとの見方を示しました。
ツォリス自身は以前、クラブ・ブルッヘで満足していると話しながらも、イングランド、ドイツ、スペイン、イタリアのチャンピオンズリーグ出場クラブから誘いがあれば、移籍を検討する考えを明かしていました。
アーセナルは今夏、先発を任せられる左ウイングの獲得も計画しています。
ツォリスはその選手とポジションを争いながら、トロサールが担っていた複数の役割を引き継ぐ存在になるとみられます。
本人が移籍を希望していることから、今後の焦点は両クラブが移籍金で合意できるかどうかです。
クラブ間交渉が順調に進めば、アーセナルは早い段階でトロサールの後継者を確保する可能性があります。
(Give Me Sport)