フランス代表のレジェンドであるマルセル・デサイーが、アーセナルDFウィリアン・サリバについて「世界最高のセンターバック」と評価し、将来的にレアル・マドリードへ移籍すると大胆な予想をしました。
サリバは近年、アーセナルの堅守を支える中心的存在として成長してきました。
ミケル・アルテタのチームはプレミアリーグで2度の2位を経験した後、昨季ついに大きなリーグ制覇を成し遂げましたが、その守備の安定感においてサリバの存在は欠かせませんでした。
現在25歳のサリバは、2019年にサンテティエンヌから2700万ポンドでアーセナルへ加入。
当初から大きな期待を集めていたものの、すぐにトップチームへ定着したわけではありません。
アルテタは一時、サリバをフランスへレンタル移籍させ、経験を積ませる道を選びました。
その後、アーセナルに戻ったサリバは一気に評価を高めました。
今ではクラブ内だけでなく、プレミアリーグ全体でも屈指のDFとして認められる存在になっています。
デサイーもその成長を高く評価し、世界最高のセンターバック候補として名前を挙げています。
デサイーは、世界最高のセンターバックについて問われると、リバプールのフィルジル・ファン・ダイクではなくサリバを推しました。
ファン・ダイクについては「偉大なDFであることに疑いはない」としながらも、近年は一対一の場面で以前ほど圧倒的ではなくなったと指摘しています。
一方で、サリバについては「背中に問題を抱えることはあるが、世界最高のセンターバックの議論に入る」と評価。
さらに、アーセナルでコンビを組むガブリエウについては、サリバがいるからこそ高い評価を得ているとまで断言しています。
デサイーは、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、ミラノ勢にもサリバと同等のレベルにあるセンターバックはいないと絶賛。
サリバは2025年夏にアーセナルと長期契約を結ぶ前、レアル・マドリードへの移籍がたびたび噂されていました。
現在の契約は2030年まで残っていますが、デサイーはそれでも将来的にサンティアゴ・ベルナベウでプレーする可能性があると見ています。
デサイーは、サリバがいつかレアル・マドリードのユニフォームを着ると予想しているか問われ、「そう思う」と答えました。
今すぐではないとしながらも、サリバはまだ若く、世界最高レベルの選手はキャリアのどこかでレアル・マドリードでプレーしたいと考えるものだと述べています。
アーセナルにとって、サリバは現在のチームを象徴する存在の一人です。
守備力、落ち着き、ビルドアップ能力のすべてを兼ね備え、アルテタのサッカーに欠かせない存在となっています。
だからこそ、レアル・マドリードのような巨大クラブが関心を持つのも自然な流れです。
ただし、現時点でサリバの集中はアーセナルではなく、フランス代表として臨むワールドカップにあります。
ディディエ・デシャン率いるフランスは優勝候補の一角とされ、準々決勝進出を懸けてパラグアイ戦に臨みます。
サリバが今後もアーセナルに残るのか、それともキャリアのどこかでレアル・マドリードへ向かうのかは分かりません。
ただ、デサイーが「世界最高」と評した現在の評価は、サリバがすでに欧州最高峰のDFとして見られていることを示しています。
(Metro)