アーセナルは今夏の移籍市場で、攻撃陣の強化を大きなテーマに掲げているようです。
ミケル・アルテタは、アンドレア・ベルタに対して前線の補強を強く求めていると見られます。
アーセナルは守備面では安定感を示してきましたが、最後の局面で違いを生み出すアタッカーの質には課題が残っていました。
プレミアリーグを制した一方で、チャンピオンズリーグ決勝でもう一段階の攻撃力があれば、結果は変わっていたかもしれません。
そのため、ガブリエル・マルティネッリやレアンドロ・トロサールの将来には不透明感があり、クラブはモーガン・ロジャーズやブラッドリー・バルコラといった実力派アタッカーの獲得を視野に入れているとされています。
特にロジャーズは今夏の主要ターゲットとされ、アーセナルは移籍実現の可能性を探っているようです。
本人もエミレーツ行きに前向きで、適切なオファーが届けばアストン・ヴィラに移籍を希望する意向を伝えていると報じられています。
一方で、アーセナルは即戦力だけでなく、将来性ある若手の獲得にも力を入れています。
レスター・シティのジェレミー・モンガはすでに個人条件で合意しているとされ、クラブ間交渉の進展が期待されています。
さらに注目されているのが、ジョージアのコルヘティ・ポティに所属する17歳のアンドリア・バルティシュヴィリです。
報道によれば、アーセナルは約450万ポンドで獲得に合意したとされています。
一見すると、ロジャーズやバルコラのようなビッグネームに比べて派手さはありません。
しかし、バルティシュヴィリは欧州でも高く評価される若手の一人で、将来性は非常に大きいと見られています。
彼はすでにトップチームで35試合に出場し、2ゴール3アシストを記録しています。
数字だけを見れば圧倒的ではありませんが、プレースタイルには大きな魅力があります。
同じジョージア出身のフヴィチャ・クヴァラツヘリアと比較されることもあり、低い重心、鋭いドリブル、独特の走り方が特徴です。
特に細かいタッチと相手をかわす身体の使い方は非常に優れており、狭いスペースでも局面を打開できます。
アーセナルに近い比較対象を挙げるなら、アレクシス・サンチェスに似たタイプと言えるかもしれません。
ストライカー、攻撃的MF、左ウイングでプレー可能ですが、最も力を発揮するのはサイドです。
全盛期のサンチェスのように、鋭いボディフェイントと方向転換で相手を翻弄し、左サイドから内側へ切り込むプレーを得意としています。
小柄ながらも力強く、ボールを持った時の迫力も魅力です。
もちろんまだ17歳であり、過度な期待は禁物です。
それでも、クヴァラツヘリアを発掘した人物にスカウトされたとも報じられており、単なる将来枠では終わらない可能性を秘めています。
今夏のアーセナルは即戦力の補強と同時に、未来への投資も着実に進めています。
バルティシュヴィリが本当に“新たなサンチェス”となるのか、今後の成長に注目です。
(Football Fancast)