アーセナルが今夏の中盤補強に向けて、ボーンマスに所属する22歳MFアレックス・スコットに関心を強めているようです。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノによれば、スコットはアーセナルの補強リストに残っており、選手側の代理人だけでなく、ボーンマスとも移籍の可能性を探る会話が続いているとされています。
アーセナルは以前からニューカッスルのサンドロ・トナーリにも関心を持っていました。
冬の時点で名前が浮上し、ここ数週間も移籍に向けた話し合いが行われているとされています。
ただし、現時点でニューカッスルに正式なアプローチはしていないようです。
一方でトッテナムもトナーリ獲得を強く望んでおり、すでに選手側と個人条件で合意したとも報じられています。
現在の市場では、プレミアリーグで実績のある中盤選手の価格は非常に高騰しています。
デクラン・ライスは1億500万ポンド、モイセス・カイセドは1億1500万ポンドで移籍し、エリオット・アンダーソンもマンチェスター・シティ移籍に向けて1億2000万ポンド超の評価を受けているとされています。
その流れを考えれば、トナーリやクリスタル・パレスのアダム・ウォートン、そしてスコットに高額な値札が付くのも不思議ではありません。
ボーンマスはスコットとの新契約締結を強く望んでおり、契約解除条項を含めた形で残留を促しているようです。
それでもアーセナルは同選手を真剣に検討しており、移籍金は8000万ポンド規模になる可能性があります。
スコットが注目される理由は、単なる将来性だけではありません。
2025-26シーズンにはボーンマスで大きく成長し、アーセナル戦でもエミレーツ・スタジアムで印象的なゴールを決めています。
昨季のリーグ戦では4得点1アシストにとどまりましたが、数字以上に中盤全体への影響力が際立っていました。
トナーリは代理人から「世界最高級のMF」と評される実力者で、試合を組み立て、前進させる能力に優れています。
しかし、記事ではスコットの方がより完成度の高い選手として紹介されています。
昨季のプレミアリーグにおける1試合平均の比較では、スコットはタックル、デュエル勝利、ボール奪回、守備貢献、プログレッシブキャリーなど多くの項目でトナーリを上回りました。
スコットは低い位置でも8番でも起用できる柔軟性を持ち、ボール保持時の安定感、プレス耐性、ドリブルでの前進、守備での粘り強さを兼ね備えています。
マルティン・スビメンディのように正確にボールを扱い、デクラン・ライスのように回収力があり、マイルズ・ルイス=スケリーのように前へ運ぶ力もある選手です。
8000万ポンドは決して安い金額ではありませんが、22歳という年齢を考えれば、アーセナルとイングランド代表の中心になれる可能性を秘めた投資とも言えます。
トナーリ争奪戦が難航する場合、スコットは単なる代替案ではなく、むしろアルテタのチームにより合う有力候補になるかもしれません。
(Football Fancast)