アーセナルは今夏、将来を見据えた攻撃陣の補強に動いているようです。
プレミアリーグ制覇を果たした直後の優勝パレードでは、ジョシュ・クロエンケがバス上で喜びを爆発させる姿も見られ、クラブの現体制が長期的な成功を目指していることを印象づけました。
かつてスタン・クロエンケは、アーセン・ヴェンゲル政権末期に批判の対象となることもありました。
しかし近年、クロエンケ家はコロラド・アバランチのスタンリーカップ制覇、デンバー・ナゲッツのNBA優勝、ロサンゼルス・ラムズのスーパーボウル制覇に続き、アーセナルでもプレミアリーグ優勝を実現。
ミケル・アルテタを監督に据えた判断も、大きな成功例となっています。
次の課題は、アルテタをさらに支え、エミレーツで王朝を築くことです。
そのためには攻撃陣の強化が不可欠と見られています。
2025-26シーズンのアーセナルは頂点に立ったものの、前線の質にはまだ改善の余地がありました。
その中で注目されているのが、ボーンマスのエリ・ジュニオール・クルピです。
19歳のフランス人FWは、プレミアリーグ初年度ながら33試合で13ゴールを記録。
これはデビューシーズンの10代選手として最多の数字とされ、欧州のビッグクラブから関心を集めています。
アーセナルとリバプールも状況を探っていると伝えられています。
ただ、アーセナルがさらに大きな才能として接近しているのが、レスター・シティのジェレミー・モンガです。
レスターは2025-26シーズン終了後にリーグ1へ降格し、プロ契約前の有望株であるモンガの将来に注目が集まっています。
クラブ関係者の情報として、アーセナルはすでに個人条件で合意しており、今後数週間で移籍が成立する可能性があるとされています。
モンガはまだ16歳ながら、すでにレスターでシニア通算37試合に出場。
プレミアリーグ史上でも、イーサン・ヌワネリ、マックス・ダウマンに次ぐ若さでデビューした選手の一人です。
2025-26シーズンは出場時間に恵まれず、先発はチャンピオンシップで8試合にとどまりましたが、その才能への評価は揺らいでいません。
クルピは現時点でより即戦力に近い存在ですが、モンガはより若い年齢でトップレベルの舞台に立った点が大きな魅力です。
巧みなドリブル、狭いスペースで相手をかわす身のこなし、決定力を備えたウインガーとして、将来的にはプレミアリーグを代表するアタッカーへ成長する可能性があります。
ヌワネリやダウマンの例が示すように、15歳でシニアデビューを果たす選手は特別な才能を持っています。
アーセナルがモンガ獲得を実現できれば、現在だけでなく数年後の攻撃陣を支える重要な投資となりそうです。
(Football Fancast)