アーセナルは今夏、レバークーゼンのエクアドル代表DFピエロ・ヒンカピエを完全移籍で獲得する見通しです。
報道によると移籍金は4500万ポンドで、レバークーゼンには将来的な売却益の10%を受け取る条項が残されるとされています。
ヒンカピエはすでにアーセナルと5年契約で個人合意しており、クラブにとって今夏最初の補強になる可能性があります。
ヒンカピエは昨夏、レバークーゼンから期限付き移籍でアーセナルに加入しました。
当初は出場機会が限られ、ベンチスタートが続く時期もありましたが、シーズンが進むにつれてミケル・アルテタ監督の構想に欠かせない存在となっていきました。
本来はセンターバックを主戦場とする選手ですが、ガブリエウ・マガリャンイスの負傷離脱をきっかけに出番を得ると、その後は左サイドバックとしても存在感を発揮。
リッカルド・カラフィオーリが12月に負傷した際、アルテタ監督はマイルズ・ルイス=スケリーではなくヒンカピエを起用し、その信頼に応えるプレーを見せました。
シーズン終盤には左サイドバックのレギュラーとして定着し、チャンピオンズリーグ決勝のパリ・サンジェルマン戦でも先発に選ばれました。
守備面ではデュエル勝率60%を記録し、1試合平均で2回のタックル、3回のクリア、2回のリカバリーをマーク。
さらにパス成功率も約90%と安定しており、守備だけでなくビルドアップ面でもチームに貢献しました。
アーセナルにとってヒンカピエの完全移籍は、センターバックと左サイドバックの両方を強化できる意味の大きい補強です。
複数ポジションを高水準でこなせる選手を確保することで、長いシーズンを戦ううえでの選択肢も広がります。
一方で、ベン・ホワイトが退団する場合には、クラブが新たな右サイドバックの獲得に動く可能性も残されています。
アーセナルの守備陣再編は、ヒンカピエの完全移籍を皮切りに、さらに進展するかもしれません。
(Arsenal News)