アーセナルが、パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWブラッドリー・バルコラの獲得に関心を示しているようです。
Football FanCastによると、アーセナルは今夏の攻撃陣強化に向けてバルコラを注視しており、現時点では正式オファーこそないものの、初期段階の話し合いが行われているとされています。
今季のアーセナルは、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの両方で大きな成果を狙える位置にいます。
ミケル・アルテタのチームは近年よりも安定感と勝負強さを増しており、シーズン終盤にかけてもタイトル争いの中心に立っています。
一方で、さらなるレベルアップのためには、左サイドの攻撃力強化が必要だと見られています。
レアンドロ・トロサールとガブリエル・マルティネッリは今季も一定の役割を果たしていますが、クラブはより高い決定力と突破力を備えたウイングの獲得を検討しているようです。
そこで名前が挙がっているのがバルコラです。
23歳のアタッカーはPSGで高い評価を受けている一方、クヴィチャ・クヴァラツヘリアの存在もあり、絶対的な先発の座を確保しているわけではありません。
そのため、契約延長交渉が進展していない状況も含め、今夏の移籍市場で注目される存在になっています。
報道では、アーセナルがバルコラ獲得に特に強い関心を持っているとされています。
ただし、バルセロナやリヴァプールも同選手を狙っているとされ、仮にPSGが放出を検討する場合には激しい争奪戦になる可能性があります。
移籍金の目安は6200万ポンドと伝えられており、決して安い取引にはなりません。
バルコラの魅力は、左サイドからの鋭い仕掛けとゴール前への侵入能力にあります。
サカのように深い位置から試合を作るタイプというより、より直接的に相手守備陣へ脅威を与えるウイングです。
スピード、ドリブル、スペースへの走り込みを武器に、危険なエリアで違いを作ることができます。
今季はリーグ戦26試合で10ゴール1アシスト、チャンピオンズリーグでは15試合で2ゴール4アシストを記録しています。
さらに、チャンス創出やボール奪回、守備面での関与もあり、アルテタが求める強度の高いプレーにも適応できる可能性があります。
記事では、バルコラがアーセナルにとってアレクシス・サンチェス以来の最高の左ウイングになり得る存在だと評価されています。
もちろん、現時点でサンチェスと同じ完成度にあるわけではありませんが、若さと成長余地を考えれば、長期的な主力候補として魅力的です。
アーセナルは今後、5月30日に予定されているチャンピオンズリーグ決勝でPSGと対戦する可能性があり、バルコラとはピッチ上でも直接向き合うことになります。
その後、移籍市場でどのような動きがあるのかも注目されます。
左サイドに新たな決定力を加えたいアーセナルにとって、バルコラは理想的な補強候補の一人です。
交渉はまだ初期段階とされていますが、リヴァプールなどのライバルが本格的に動く前に、アーセナルがどこまで踏み込むのかが今夏の焦点になりそうです。
(Football Fancast)