アーセナルの補強計画に変化が生じるかもしれません。
今回の報道では、ミケル・アルテタがピエロ・インカピエのパフォーマンスに不満を抱いており、今夏に予定されていた完全移籍の実行を見送る可能性があると伝えられています。
タイトル争いや欧州戦線を見据える中で、クラブが守備陣の構成をあらためて見直しているようです。
報道のきっかけとなったのは、マンチェスター・シティとのカラバオカップ決勝です。
アーセナルはウェンブリーで0-2の敗戦を喫し、4冠の可能性が断たれました。
前線のヴィクトル・ギョケレシュは、敗戦後に「今後の試合に向けてさらにモチベーションが高まる」と前向きな姿勢を示したものの、内容面ではシティに主導権を握られる時間が長く、課題も残る一戦となりました。
その中でも厳しい評価を受けたのがインカピエです。
左サイドでアントワーヌ・セメンヨに苦しみ、1時間ほどで交代。
代わって入ったリッカルド・カラフィオーリは左サイドに落ち着きをもたらし、ポストを叩く場面もありました。
この差がより強く印象に残ったことで、首脳陣の判断にも影響を与えているとみられています。
記事では、これまで“戦士”と評価されてきたインカピエについて、アーセナルが4500万ポンドの買い取りオプションを行使すべきか再検討しているとされています。
週給6万5000ポンドの条件も伝えられており、戦力としての期待値とコストのバランスを慎重に見極めている段階なのかもしれません。
特にカラフィオーリが先発候補として存在感を示しているうえ、マイルズ・ルイス=スケリーの台頭もあり、左サイドの序列は以前より複雑になっています。
もしアーセナルがインカピエの完全移籍を見送る場合、補強の方向性そのものが変わる可能性があります。
報道では、その場合クラブはガブリエウとウィリアン・サリバの後ろを支える、より本職色の強いセンターバック獲得に動く可能性があるとされています。
決勝でサリバが負傷したこともあり、最終ラインの層の薄さは今後の大きなテーマになりそうです。
アーセナル視点で見ると、このニュースは単なる補強の是非だけではなく、来季へ向けた守備陣再編の入口とも言えます。
インカピエを残すのか、それとも別タイプのDFに切り替えるのか。
タイトル争いを本気で制するためにも、クラブがどのような結論を下すのか注目が集まります。
(Football Fancast)