ACミランがアーセナルのフォワード、ガブリエウ・ジェズスの獲得に向けて動きを見せていると報じられています。
報道によると、ジェズスは2026年ワールドカップのブラジル代表入りを目指しており、後半戦に出場機会を確保したいと考えているとのことです。
ジェズスは最近、前十字靭帯の負傷から復帰したばかりですが、アーセナルではスウェーデン代表のヴィクトル・ギョケレシュが信頼されており、さらにミケル・メリノもセンターフォワードとして起用可能なため、出番は限られています。
こうした背景を踏まえ、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は、ミランが1月の移籍市場でジェズスをレンタルで獲得する案を検討していると報じています。
完全移籍は費用面から現実的ではないため、まずは期限付き移籍での交渉を模索している模様です。
ただし、アーセナルにとってシーズン途中で戦力を失うのは大きな痛手です。
資金の再投資も難しくなるため、実現にはジェズス本人の強い移籍希望や、買い取り義務付きの高額なオファーが必要とされるでしょう。
一方でアーセナルは今後の補強として、ストライカーではなくウイングポジションに焦点を当てているとされ、レアル・マドリードのロドリゴやACミランの主力選手がリストアップされているようです。
また、放出候補としては、マンチェスター・ユナイテッドがアーセナルの有望株に関心を示しているとの情報も。
ルベン・アモリム監督が好むタイプの選手とのことで、こちらの動向も注目されています。
今後のジェズスの去就は、アーセナルの戦力バランスだけでなく、ブラジル代表の選考にも影響を与える可能性があります。
1月の移籍市場で何らかの動きがあるのか、引き続き注視が必要です。
（Team Talk）