アーセナルが注目していた逸材に、強力なライバルが現れました。
RBライプツィヒで頭角を現している19歳のヤン・ディオマンデに対し、リバプールが本格的な獲得に乗り出したと報じられています。
今季ここまで、ディオマンデは全公式戦で7得点4アシストと躍動。
プレミアリーグ首位を走るアーセナルもこの若きウインガーに関心を寄せていましたが、モハメド・サラーの後継者探しを進めるリバプールが急浮上。
スペインメディア「Fichajes」によると、リバプールはこのコートジボワール代表を「サラーの長期的な後継者」と見なしており、関心の度合いを「探索的」から「緊急」に引き上げたとのことです。
RBライプツィヒは放出に対し1億ユーロ(約8,800万ポンド)を要求。
リバプールは史上最高額での投資も辞さない構えで、サラーの契約が2026年夏に満了することを見据えた動きと見られています。
サラーは現時点でチームに残留していますが、2026年のアフリカネイションズカップ終了後に移籍話が再燃する可能性もあります。
また、アーセナルの他にマンチェスター・シティもディオマンデに関心を示しており、プレミアリーグの強豪3クラブによる争奪戦に発展する可能性が高まっています。
本人は移籍に対し慎重な姿勢も見せています。
最近のインタビューでは、「まだ若いけれど、早くトップに立ちたいという焦りもある」と語りつつ、「ドリブル、パス、守備、連携など、まだ成長すべき点が多い」と自己分析をしていました。
アメリカでもプレーを模索していた過去があるディオマンデは、「MLSではサッカーの地位が低く、家族と離れて暮らすのが難しかった」と振り返り、現在はRBライプツィヒでの環境に適応していると述べています。
リバプールが本気で動けば、アーセナルにとっては大きな痛手となるかもしれません。
果たして、2026年の夏に向けてこの若き才能を手にするのはどのクラブなのか。今後の動向に注目です。
(London World)