アーセナルがレアル・マドリードのロドリゴに対して正式なオファーを提示し、シャビ・アロンソ監督がこの移籍を容認する意向を示したと報じられています。
今夏、アーセナルは総額2億5,000万ポンドを投じて8名の新戦力を獲得。
クラブはミケル・アルテタ監督にプレミアリーグ制覇のための布陣を提供すべく、大規模な補強を行ってきました。
その成果は早くも現れ、チームは現在プレミアリーグ首位に立ち、2位のマンチェスター・シティに勝ち点4差をつけています。
昨季王者のリバプールにはさらに4ポイント差をつけており、盤石な体制が整いつつあります。
アーセナル首脳陣はこの勢いを維持し、2003-04シーズン以来となるリーグ優勝を目指すため、さらに攻撃陣の強化に着手。
スペインの報道によると、アロンソ監督はロドリゴの放出を容認しており、アーセナル、トッテナム、マンチェスター・シティの3クラブが、移籍金6,000万ユーロに加え、成果次第で追加される2,000万ユーロのオファーを提示したとされています。
これに対し、アロンソ監督はフロレンティーノ・ペレス会長に売却を検討するよう進言。
ロドリゴが重要な試合で決定的な働きをできていない点や、求める役割に見合う影響力を示せていないことが、放出容認の背景にあると報じられています。
また、出場機会の不足による不満が更衣室に緊張感をもたらしており、チームの安定のためにも移籍が望ましいとの見方があるようです。
さらにアーセナルは、レバンテに所属する中盤の逸材エッタ・エヨングにも注目。
スペインメディア『Fichajes』によると、クラブは3,500万ポンドの契約解除金を支払う用意があるとのこと。
プレミアリーグの複数クラブが注目する中、アーセナルは他クラブに先んじて交渉をまとめる方針です。
エヨングはフィジカルとプレッシング能力に優れ、中盤で違いを生み出せる存在。
レバンテで安定したパフォーマンスを続けており、長期的な戦力として高く評価されています。
ロドリゴとエヨングの獲得により、アーセナルの補強総額は1億500万ポンドにも及ぶ見込み。
リーグ制覇に向けて、さらなる攻勢を強めています。
(Football365)