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アーセナルとチェルシーがユヴェントスの10番を巡り争奪戦へ

チェルシーとアーセナルが、ユヴェントスのフォワードであるケナン・ユルディズの来夏の獲得を巡って争っていると、「La Gazzetta dello Sport」が報じています。

ユルディズは2022年にバイエルン・ミュンヘンからユヴェントスへフリートランスファーで加入。

今季は公式戦14試合で7得点に関与するなど、チームの中心選手として頭角を現しているにもかかわらず、給与面ではチーム内でも比較的控えめな水準に留まっています。

そんな中、チェルシーとアーセナルを含む複数のクラブが、昨季からこの若手ウィンガーを注視しており、ユヴェントスは契約延長を目指していましたが、交渉は難航しているとのこと。

チェルシーは以前にもユルディズ獲得に動いており、昨夏には5,900万ポンドのオファーを提示したものの、ユヴェントスに拒否された経緯があります。

アーセナルもここ数ヶ月で関心を強めており、来夏の獲得レースは激化しそうです。

さらに、レアル・マドリードも獲得を検討しているとされており、移籍市場では激しい競争が予想されます。

ユヴェントスは契約延長の可能性を完全には排除していないものの、報道によればクラブは8,800万ポンドを超える移籍金を要求する可能性があるとされています。

チェルシーは若手育成に重点を置いたプロジェクトを進めており、実際に多くの若手有望株が出場機会を得ています。

しかし、攻撃的MFや左ウィングにはすでにコール・パーマー、アレハンドロ・ガルナチョ、ジェイミー・バイノー=ギテンズなどが控えており、ポジション争いが激化する恐れもあります。

とはいえ、ユルディズは他の選手とは異なるユニークな特徴を持っており、チェルシーの給与体系に合致する年俸500万ポンドという要求額も、獲得に向けて現実的な条件となっています。

一方、過去にシャビ・シモンズやビクター・オシムヘンの獲得を見送ったように、チェルシーが今後も過剰な移籍金に慎重になる姿勢を保てば、アーセナルが優位に立つ可能性もあるでしょう。

(Football Talk)

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