アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドが、ドイツの16歳ミッドフィルダー、ケネット・アイヒホルンの獲得を巡って争奪戦を繰り広げていると『The Sun』が報じています。
ヘルタ・ベルリン所属のアイヒホルンは、まだ16歳ながらも今季すでに2部リーグで8試合に出場。
驚異的な早さでトップチームに台頭しており、その落ち着いたボールさばき、試合のテンポを操る能力、そして卓越したパスセンスが高く評価されています。
一部では、彼のプレースタイルがトニ・クロースに似ていると評されるほどです。
イングランドの両クラブは早くからアイヒホルンの才能に目を付けており、彼の価値がさらに上がる前に獲得を狙っているとされています。
マンチェスター・ユナイテッドはこれまでも若手育成に注力しており、現体制でもその方針を継続。
一方、アーセナルも近年は多くの若手を成功に導いており、育成環境には定評があります。
アイヒホルンはドイツU17代表でも主力として活躍しており、DFB(ドイツサッカー連盟)内部でも次世代の中核として期待を集めています。
移籍金については、国内クラブ向けであれば約2,000万ユーロと見られていますが、国外クラブに対してはより高額を求める姿勢とされ、ヘルタ・ベルリン側も財政面でのプレッシャーがありつつも、できる限り高値での売却を望んでいます。
この若き逸材には、バルセロナやパリ・サンジェルマンといった欧州の強豪クラブも注目しており、すでに代理人との接触も行われているとのこと。
しかし、プレミアリーグのクラブは財政的な優位性に加え、近年の若手育成実績でも高評価を得ており、交渉を優位に進めていると伝えられています。
アイヒホルンの側近も、金銭面よりも「継続的な出場機会」と「成長できる環境」を重視しており、慎重に次のステップを検討している段階。
とはいえ、ヨーロッパ中の注目を集める今、移籍は時間の問題と見られています。
(Caught Offside)