レアル・マドリードでの将来に関する新たな動きがあったことを受けて、アーセナルがブラジル代表FWロドリゴの1月移籍について打診されたと報じられています。
アーセナルは夏の移籍市場で戦力補強を進めたものの、現在は攻撃陣の負傷者が相次ぎ、選手層の薄さが課題となっています。
最近ではヴィクトル・ギョケレスがカイ・ハフェルツ、ガブリエウ・ジェズスと並んで負傷離脱。
ギョケレスの負傷はバーンリー戦(2-0)で発生し、アルテタ監督も「爆発力のある選手だけに、筋肉系のトラブルは心配」とコメントしています。
さらに、ガブリエウ・マルティネッリも怪我で同試合を欠場。
マルティン・ウーデゴールとノニ・マドゥエケの復帰も今月末以降と見込まれており、アーセナルの前線は危機的状況にあります。
とはいえ、現在プレミアリーグ首位を6ポイント差で独走しており、負傷者の影響は表面化していません。
そうした中、アーセナルは新たな前線の補強候補として、ロドリゴ獲得の打診を受けたとのことです。
『The Boot Room』によると、選手の代理人がアーセナルに対し、ロドリゴが継続的な出場機会を得られていないことから、移籍に前向きな姿勢を示していると伝えた模様です。
トッテナムもまた、ロドリゴ獲得について連絡を受けたとされ、選手本人もキャリアのためにスペインを離れることを検討していると報じられています。
ジャーナリストのグレーム・ベイリー氏は「プレミアリーグ移籍は現実的な選択肢になりつつある。年明けの移籍市場では注目の存在だ」と述べています。
ロドリゴはウイングや中央でもプレー可能で、66試合のチャンピオンズリーグ出場で25得点16アシストを記録。
昨季も公式戦14ゴールを挙げるなど、トップレベルの実績を持っています。
ジャーナリストのカイル・ボン氏は彼を「ワールドクラスのフィニッシャー」と評しています。
アルテタ監督も24歳の実力を高く評価しているようですが、マドゥエケやウーデゴールが間もなく復帰予定である点を踏まえると、1月にロドリゴを本当に必要とするかは不透明です。
ただし、負傷者が続出する現状が続けば、ロドリゴ獲得は有力な選択肢となるかもしれません。
なお、アーセナルは現在、レバンテの若手FWカール・エッタ・エヨングの獲得にも関心を示していると報じられています。
(Football Fancast)