アーセナルは、ブカヨ・サカ、ユリエン・ティンバー、デクラン・ライスの3選手と新契約の交渉を進めていると報じられている。
今夏、総額2億ポンド以上をかけて8人の新戦力を獲得したアーセナルは、戦力の補強だけでなく、既存の主力選手の契約延長にも積極的に取り組んでいる。
スポーツディレクターのアンドレア・ベルタは、就任以来、イーサン・ヌワネリ、マイルズ・ルイス=スケリー、ガブリエウ・マガリャンイス、ウィリアム・サリバとの契約更新に成功しており、ダビド・ラヤとレアンドロ・トロサールの昇給も実現した。
そして現在、最優先とされているのが、サカとの長期契約だ。
サカは現在、契約残り2年となっており、報道によれば交渉は順調に進んでおり、クラブとの新契約締結が近づいているという。
アルテタ監督も「彼はクラブに満足しており、自然な形で進展することを願っている」とコメント。
サカにはすでにクラブ内でも高額な給与が支払われているが、今回の契約更新ではさらに待遇が改善される見込みだ。
続いて交渉が進められているのがティンバー。
昨季の大半を膝の重傷により欠場したが、今季はレギュラーとして定着。
現在の契約は2028年6月までとなっているが、現状の役割に見合う条件への見直しが検討されている。
さらに、最後の交渉対象はデクラン・ライス。
2023年にウェストハムから加入したライスは、アーセナル中盤の軸としてプレーし、セットプレーでの正確なキックや得点力など、新たな武器も加わっている。
ライスもまた契約は2年半残っているが、クラブはすでに条件の改善を視野に入れている。
ベルタとアルテタは、タイトルを争うために重要な戦力の安定確保を目指しており、今回の契約延長交渉はその一環といえる。
(Football London)