アーセナルのキャプテン、マルティン・ウーデゴールが、来夏にバルセロナへ移籍する可能性があると、スペイン筋の情報として報じられている。
アーセナルは現在、リーグ戦やカップ戦で好成績を収めており、直近11試合で10勝という圧倒的な戦績を記録。
プレミアリーグ首位の座を固めつつ、チャンピオンズリーグでもグループステージを全勝で進行中だ。
この躍進の背景には、近年の的確な補強がある。
今夏には、ビクトル・ギョケレシュ、エベレチ・エゼ、ノニ・マドゥエケ、マルティン・スビメンディらを含む総額2億5,000万ポンド規模の補強を実施。各ポジションに質の高い選手を揃えた。
その一方で、すでに複数のクラブがアーセナルの選手に関心を示しているとされ、なかでも注目されているのがキャプテンのウーデゴールだ。
ある信頼性の高い海外メディアの情報によれば、バルセロナはウーデゴールを来夏の補強リストに加えており、「彼はキャリアの転換点に差しかかっている」と評価。
6月に正式なアプローチを予定しているという。
ウーデゴールは、ケガの影響もあり現在は離脱中。
だが、それまでのプレーぶりや、チームの中で果たす戦術的・精神的役割は高く評価されている。
アーセナルにとっても、将来を託す中心選手であるだけに、バルセロナからの関心は大きな意味を持つ。
今後、アーセナルがこの関心にどう対応するか、そしてウーデゴール自身がどのような決断を下すのか、注目が集まっている。
なお、ウーデゴールはかつてレアル・マドリードに所属していた経歴があるため、仮にバルセロナへの移籍が実現すれば、直接的ではないにせよ“禁断の移籍”と見なされる可能性がある。
(Football 365)