アーセナルのスポーツディレクターであるアンドレア・ベルタは、ブカヨ・サカとの契約延長交渉が順調に進んでいる中で、さらなる主力選手との長期契約に向けて動き出している。
BBCの報道によると、サカは現在の契約が残り2年を切っており、クラブとの新たな契約締結に向けた話し合いが進展している。
合意に至る可能性は高く、サカはチーム内で最も高給取りの一人となる見通しだ。
ベルタはすでに、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、イーサン・ヌワネリ、マイルズ・ルイス=スケリーらとの契約延長を成功させており、今夏にはダビド・ラヤやレアンドロ・トロサールの昇給も実現させている。
アルテタ監督もサカの残留を強く望んでおり、「彼はこのクラブに誇りを持っているし、重要な役割を担っている。すべてが自然な形で進むはずだ」と語っている。
ベルタの次なる契約延長のターゲットはユリエン・ティンバーだ。
ティンバーは2028年まで契約を結んでいるが、クラブはさらなる延長を視野に入れており、すでに交渉が始まっていると伝えられている。
アルテタはティンバーについて、「彼は守備陣の中で唯一無二の存在で、特に攻撃面での貢献は際立っている」と高く評価している。
また、デクラン・ライスも候補の一人として名前が挙がっており、現契約は2年半を残している。
ライスが加入した際、アルテタは「彼はすでに完成された選手。クラブとしてはその能力をさらに引き出し、彼の個性と考え方をうまくチームに組み込んでいきたい」とコメントしていた。
ライスはリーダーシップにも優れており、「最初の数分で彼がチームに大きな影響を与える存在であることが分かる」とアルテタは語っている。
ベルタはこれらの主力選手たちとの長期契約をまとめることで、アーセナルの将来的な安定とタイトル獲得への布石を打とうとしている。
(Football London)