元アーセナルのフォワード、ジェレミー・アリアディエールが、1月の移籍市場でアーセナルがリヴァプールのヒューゴ・エキティケ獲得に動くべきではないと語りました。
エキティケは2025年夏にフランクフルトから7900万ポンドでリヴァプールに加入。
プレミア開幕から5試合で3ゴール1アシストと好スタートを切ったものの、カラバオカップでの退場により出場停止処分を受け、その後ガラタサライ戦での負傷も重なり、直近2試合ではベンチスタートに。
現在は同じく夏に加入したアレクサンダー・イサクが先発の座を奪っています。
SNSではアーセナルがエキティケ側にコンタクトを取ったとの噂も流れましたが、アリアディエールはそれを一蹴。
「彼のことは好きだが、今のアーセナルには必要ない」と断言しました。
「ヴィクトル・ギョケレシュが既にいるし、チームには出場できていない選手も多い。バランスが大事だ」と、実績あるストライカーの補強は現時点で不必要だと主張。
また、「ワールドクラスの選手を揃えるだけでは成功しない。チームとしての調和が重要」とも語っています。
アーセナルは今夏、スポルティングCPからギョケレシュを6400万ポンドで獲得。
現在プレミアでは8試合で3ゴールを記録していますが、直近4試合はノーゴール。
それでもアリアディエールは不安視しておらず、「ストライカーは得点で評価されがちだが、彼は努力しているし、結果はすぐに出る」と信頼を寄せています。
そして現にアトレティコ・マドリード戦では2ゴールを決める活躍で、チームの大勝に貢献しました。
チームとしてもCL・プレミア共に好調なアーセナル。補強の必要性については慎重な声も多く、今回のアリアディエールのコメントは、クラブの補強戦略を見直す一つの材料となりそうです。
(Metro)