アーセナルがレアル・マドリード所属の若手MFアルダ・ギュレルに関心を示していると、スペイン『Fichajes』が報じた。
20歳のトルコ代表は現在、欧州中のクラブから注目を集めている逸材だが、マドリード側は「非売品」として強硬な姿勢を示している。
ギュレルはレアル・マドリードでの出場機会こそ限られているものの、トップチームの重要な一員として評価されており、クラブとしても手放す意向はない。
報道によると、同選手の評価額は1億5,000万ユーロ（約260億円）に達しており、事実上の「売却拒否」と見なされている。
アーセナルの他にも、トッテナムやニューカッスルといったプレミアリーグ勢がギュレルの動向を注視しているとされるが、この価格設定を受けて、実際のオファーに至る可能性は低いとみられている。
ギュレル自身は現在、世界有数のビッグクラブであるレアル・マドリードでプレーしており、定位置確保を目指している段階だ。
移籍の必要性は乏しく、アーセナル側が選手本人を説得するのも簡単ではない。
一方、マドリードは将来に向けたチーム作りを進めており、ギュレルのような有望な若手を確保しておくことが最優先事項。
クラブは彼が「世界的スター」へと成長するポテンシャルを高く評価しており、適切な指導環境の下でその才能が開花することを期待している。
このような背景から、アーセナルがギュレルの獲得に本腰を入れるとしても、金銭面・競技面ともに大きな障壁が存在する。
今後も継続的に注目していく可能性はあるものの、現段階では実現性の低いターゲットであると言えそうだ。
（Football Espana）