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アーセナル、ユルディズ獲得へ執念か

アーセナルがユベントスの新星ケナン・ユルディズの獲得を諦めていないと、イタリアの報道が伝えている。

クラブは今週末のACミラン戦にスカウトを派遣し、スタンドからユルディズのプレーを視察する予定だという。

ユルディズは昨シーズン、ユベントスで9ゴール8アシストを記録し、一気にセリエA屈指の若手攻撃陣として評価を高めた。

今シーズンもすでに7試合で2ゴール4アシストと好調を維持しており、その将来性は疑いようがない。

しかし、彼の将来を巡っては多くのビッグクラブが注目しており、トリノでの動向は欧州中のスカウトたちが注視している。

アーセナルもそのひとつであり、特に最近ではスカウトの派遣や詳細な追跡調査を行っているとされている。

一方、ユベントス側はユルディズを今後のチームの中心選手と見なしており、放出には消極的な姿勢を崩していない。

さらに、クラブは現在彼との契約延長交渉を進めており、ボーナスや肖像権の細部を詰める段階にあるという。

現行契約は2029年までだが、新契約では2030年までの延長と1年間のオプションが含まれる見込みだ。

ユルディズ自身も今季から副キャプテンに任命されており、クラブへの忠誠心を示している。

移籍の意思は今のところないとされているが、状況次第では流動的になる可能性も残されている。

なお、今夏アーセナルはエゼ、ギョケレシュ、マドゥエケらを補強しており、攻撃陣の層は厚くなっている。

それでもなお、クラブはユルディズを将来のスーパースターと位置づけており、今後も継続的に注目していく方針だ。

ユベントスの指揮官イゴール・トゥドールも「ユルディズは練習でも試合でも常に期待通りの働きをしてくれる。彼のような選手にはほとんど指摘する必要がない。日々の努力ができる選手で、トップ選手になる素質を十分に備えている」と評価している。

このように、アーセナルの本格的な獲得オファーが実現するかどうかは、ユルディズの契約延長の行方と、ユベントスの今後のチーム戦略に大きく左右されることになりそうだ。

(Metro)

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