近年、アーセナルは複数のレアル・マドリード所属選手と移籍の噂が取り沙汰されてきた。
アルダ・ギュレルもその一人で、シャビ・アロンソ監督がサンティアゴ・ベルナベウに到着する前から注目されていた。
そして現在、新たな若手スターに関心が寄せられている。
英メディア「CaughtOffside」によると、移籍専門ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、アーセナルがレアル・マドリードの下部組織「ラ・ファブリカ」に所属する18歳のビクトル・バルデペーニャスに興味を示していると明かした。
バルデペーニャスは今季、Bチームのカスティージャでレギュラーとして出場を重ねており、しばらく前からノース・ロンドンのクラブが注視している選手だという。
ロマーノ氏はこう述べている。
「次にアーセナルでプレーする可能性のある才能は誰か? 一人名前を挙げるとすれば、ビクトル・バルデペーニャス、通称バルデだ。レアル・マドリード所属のセンターバックで、スペイン出身の若手有望株だ。アーセナルは数カ月前から彼の動向を追っている。」
「ただし、彼がマドリーの選手であることを考えると、獲得は非常に困難だ。マドリーの選手たちは基本的にクラブに残ることを望んでおり、同クラブのプロジェクトを最も魅力的と捉えているからだ。」
「それでも、アーセナルがこの選手を追跡していることは間違いない。」
レアル・マドリードの姿勢
ビクトル・バルデペーニャスは、同じくティーンエイジャーのジョアン・マルティネスと並んで、ラ・ファブリカが誇る将来の守備陣の柱と目されている。
クラブは彼を非常に高く評価しており、今夏の移籍市場でも放出を全く検討していなかった。
それどころか、現在はカスティージャにおいて不可欠な存在となっており、当面の放出はまず考えられないという。
(Football Espana)