アーセナルとウィリアム・サリバの契約延長について報じられていた中で、ついに同選手が2030年までの新契約にサインしたことが明らかになりました。
ジャーナリストのトム・キャントン氏が最新の情報として伝えたところによると、契約延長はすでに完了しており、あとはクラブからの公式発表を待つのみとなっています。
先週には『The Athletic』のデイビッド・オーンステイン氏が、サリバがアーセナルに残留する決断を下し、新契約に合意したと報道。
現在の契約が残り2年となっていた中での延長合意は、クラブにとっても大きな意味を持ちます。
同記事によれば、スペインの名門レアル・マドリードがサリバに関心を示していたとのこと。
しかし、最終的に彼はアーセナルでのキャリア継続を選択しました。
ファンの間では、リバプール元DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのように、契約満了間際で退団するケースを懸念する声もありました。
アレクサンダー=アーノルドは契約を全うし、今夏に移籍金がほとんど発生しない形でクラブを去っています。
もしサリバがフリーで移籍した場合、評価額が9桁(100億円以上)とも言われる彼の価値を考えると、レアル・マドリードにとっては理想的な獲得になるところでした。
しかし、そのシナリオは少なくとも今後数年間は現実のものとはなりません。
現在24歳のサリバはすでにアーセナルで最も高給取りのDFとなっており、クラブが彼に対して大きな期待を寄せていることがうかがえます。
ヨーロッパのビッグクラブからも注目される中での残留は、クラブにとっても好材料です。
今季は8試合中6試合に出場しており、8月に足首を負傷したものの、ミケル・アルテタ監督の下で引き続き主力としてプレーし続ける見込みです。
(Daily Cannon)