リバプールの主力DFイブラヒマ・コナテに対し、アーセナルを含む複数のプレミアリーグクラブが関心を示していると報じられている。
リバプールはプレミアリーグ開幕から5連勝を飾り、11得点・5失点と好調を維持しているが、水面下では不穏な動きが進行中だ。
今季ほぼ全試合に出場しているCBコナテの去就が不透明となっており、クラブ側が危機感を抱いているという。
現在の契約は2026年までだが、コナテはリバプールの延長オファーを断り続けており、移籍先としてレアル・マドリードが有力視されている。
バイエルン・ミュンヘンも興味を示しているが、プレミア勢、特にアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティが獲得レースに加わった可能性が高まっている。
選手側の代理人が各クラブに「契約満了によるフリー移籍が可能になる」と明言しており、移籍市場での注目銘柄となっている。
アーセナルがCB補強を狙う理由は?
アーセナルはウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、クリスティアン・モスケラといった有力CBを抱えているため、さらなる補強は必須ではないと見られていた。
しかし、仏代表でサリバとコンビを組んだ経験を持つコナテの獲得が現実味を帯びれば、戦術の幅を広げる意味でも見過ごせない存在となる。
ただし、代表での2人の連携は必ずしも盤石とは言えず、10試合で12失点という数字がその課題を示している。
リバプールはコナテ流出を覚悟か?
スペインメディアによれば、レアル・マドリードがコナテ獲得を既定路線としており、先日には「サリバ獲得失敗の代替案」としても名前が挙がった。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏も、「まだ確定ではないが、マドリーは明確な興味を持っている」と発言。今後の動き次第では、アーセナルとの競合も現実となりそうだ。
(Team Talk)