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「酷評されたが…」アルテタ監督、ラヤ獲得を振り返り当時の批判を一蹴

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、2023年に加入した守護神ダビド・ラヤのパフォーマンスについて「クラブ史上最高レベル」と称賛し、当時の批判を一蹴した。

ラヤは当初、すでに正守護神として評価されていたアーロン・ラムズデールが在籍していた中で加入したため、ファンやメディアから疑問の声が上がっていた。

アーセナルはブレントフォードからラヤを1年間のローン(300万ポンド)で獲得し、その後2,700万ポンドで完全移籍に切り替えた。

ラヤの驚異的なスタッツと信頼

スペイン代表のラヤは、加入から99試合で失点はわずか81、クリーンシート(無失点試合)は41回、割合にして41.4%という驚異的な数字を残している。

プレミアリーグのゴールデングローブ(最多クリーンシート)も2季連続で獲得しており、名実ともにリーグ屈指のGKへと成長した。

アルテタ監督はノッティンガム・フォレスト戦前の会見でラヤの記録を聞かされると、「“なかなか良い”?クラブの歴史で最高レベルだ!」と満面の笑みを見せながらコメント。

「あの時、私は酷評された。でも今になって振り返ると、彼のチームへの影響力は例外的だった。本当に誇らしい」と語った。

なお、アーセナルの近代GK陣の中でクリーンシート率トップは、デイビッド・シーマン(42.4%)で、ラヤは僅差の2位(41.4%)につけている。

次の“批判された男”はマドゥエケか?

同様の逆風に晒された選手として、今夏チェルシーから加入したノニ・マドゥエケも挙げられる。

加入当初は賛否が分かれ、署名活動まで行われたが、イングランド代表としてもゴールを記録するなど、すでに好調なスタートを切っている。

アルテタ監督は、「ブカヨ(サカ)とマドゥエケがともにベストな状態になった時、起用に悩むのは嬉しいこと。代表でも良いパフォーマンスを見せていたし、本当に良い状態にある」と語り、今後の活躍にも期待を寄せている。

(Metro)

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