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選手売却に苦戦する一方で、元アーセナルFWの価値が急上昇

アーセナルは近年、選手売却においてあまり成功してきたとは言い難い。

2017年8月のアレックス・オックスレイド=チェンバレンをリバプールへ3500万ポンドで売却したのが、いまだにクラブ最高額の「売却例」だ。

一方で、イプスウィッチからノッティンガム・フォレストへ移籍したヘイルエンド育ちのオマリ・ハッチンソンは3800万ポンドで取引されており、他クラブの巧みな売却戦略と比較して不満の声も上がっている。

アーセナルが2024年7月にわずか400万ポンドで放出したミカ・ビエレスも、その典型例のひとつだろう。

現在ではヨーロッパ屈指の有望ストライカーとして高い評価を受けている。

ミカ・ビエレス、現在の市場価値は6100万ポンド

CIESフットボール・オブザーバトリーの最新データによれば、ビエレスの現在の市場価値は7100万ユーロ

これはヴィクトル・オシムヘンやジョン・デュランといった名の知れたストライカーたちをも上回っている。

2024年夏にオーストリアのシュトゥルム・グラーツへ完全移籍し、公式戦47試合で23ゴールを記録。

その活躍が認められ、2025年1月に1080万ポンドでモナコに移籍

そこでも22試合13得点と、得点力の高さを証明している。

イアン・ライトも評価しているこの22歳のデンマーク代表FWは、今後さらに成長する可能性を秘めており、アーセナルは彼を格安で放出したことを悔やむことになるかもしれない。

ビエレス本人「アーセナル復帰は素晴らしいこと」

アーセナルを離れたものの、ビエレス自身は復帰に前向きな姿勢も見せている。

2024年10月、デンマークのメディア『TV2』のインタビューにて次のように語っていた。

「ゴールを決め続ければ、どこかで変化が訪れるかもしれない。でも今はシュトゥルムでのプレーに集中しているよ。アーセナルに戻れたら素晴らしいことだけど、今はそこに焦点を当てていない」

なお、ビエレスは現在モナコと2030年6月までの契約を結んでおり、仮に再び獲得を望む場合は相応の移籍金が必要となるだろう。

(TBR Football)

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