スペイン『Defensa Central』によれば、今季からレアル・マドリードを率いるシャビ・アロンソ監督は、夏の移籍市場でマルティン・スビメンディ、ピエロ・ヒンカピエ、フロリアン・ヴィルツの獲得をクラブに要望していたという。
しかし、前者2名は最終的にアーセナルに加入することとなり、フロリアン・ヴィルツもリヴァプールへ移籍。
アロンソがリクエストした3選手すべてがスペイン王者ではなくプレミアリーグ勢に加入する形となった。
アロンソは、昨季までバイエル・レバークーゼンを率いてブンデスリーガ優勝を達成しており、その際にヴィルツとヒンカピエを指導。
マドリーの監督就任初期の会議で、ヴィルツ、スビメンディ、ヒンカピエの3名を補強リストとして提出したとされる。
だが、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はこれらのリクエストを拒否。
ヴィルツはリバプールへ、スビメンディとヒンカピエはそれぞれアーセナルへ移籍する結果となった。
- ズビメンディはレアル・ソシエダから6000万ポンドでアーセナルへ完全移籍。
- ヒンカピエはローン契約でアーセナルに加入。
- ヴィルツはリバプールに完全移籍。
アロンソにとっては悔しい結果となったが、チームはすでに2025-26シーズンのラ・リーガ開幕3連勝を飾っており、FIFAクラブワールドカップでも準決勝進出と、順調なスタートを切っている。
なお、レアル・マドリーは来夏の補強に向けてリバプールのコナテ(契約満了予定)、アーセナルのサリバ、クリスタル・パレスのマルク・グエイをCBのターゲットとしてリストアップしているという。
(Team Talk)