『The Sun』によると、アーセナルはミッドフィールダーのアルベール・サンビ・ロコンガをハンブルガーSVへ1000万ポンドで売却した。
この夏、アーセナルは2億6000万ポンド以上を補強に費やしており、移籍市場最終日の今、資金回収の動きが加速している。
本日、アーセナルはロコンガの完全移籍による退団を正式発表。これにより、彼のクラブ在籍4年間は幕を閉じた。
『The Sun』は、この取引が1000万ポンドで合意されたと報じている。
また、ファビオ・ビエイラも同じくHSVにレンタル移籍する見込みで、シーズン終了後に2000万ポンドでの買い取りオプションが付帯している。
HSVは7年ぶりにブンデスリーガに復帰しており、今季は残留を最大の目標にしている。
ロコンガとビエイラにとっては、自身の実力を示す絶好の機会だ。
チームとして中位に食い込めれば、個人評価の向上にもつながる。
ロコンガは過去数シーズン、ローン先で印象的なプレーを見せていたが、最大の課題は長期間の離脱を避けることだった。
もし今季を無傷で過ごせれば、HSVでのキャリアはもちろん、より高いレベルへのステップアップも期待できる。
一方のビエイラは、アーセナルではケガやポジション争いもあり、出場機会が限られていた。
昨季のポルトでのレンタルでは、5ゴール6アシストと結果を残しており、同様の活躍ができればHSVに買い取りを促す材料となるだろう。
ビエイラと同様に、リース・ネルソンもブレントフォードへのレンタル移籍が間近となっている。
買い取りオプション付きでの契約で、アーセナルアカデミー出身の彼にとっては、プロとしての再起を賭けたシーズンとなる。
また、ヤクブ・キヴィオルは、ピエロ・インカピエのアーセナル加入が正式に決まり次第、ポルトへのレンタル移籍(買い取り義務付き)が完了する見込みだ。
(Arsenal News)