アーセナルが獲得を狙うロドリゴが、レアル・マドリードのラ・リーガ第2節、レアル・オビエド戦のスターティングメンバーに選出された。
この決定は、今夏を通してロドリゴの退団が噂されてきた中でのサプライズとなった。
もし退団となれば、アーセナルをはじめ複数のプレミアリーグクラブが獲得に動くと見られていた。
ロドリゴは、ブラジル代表のヴィニシウス・ジュニオールに代わって左サイドで先発に名を連ねた。
この試合では他にも3つのポジションで変更が加えられている。
この試合は、先週火曜日に行われた今季開幕戦・オサスナ戦に続く一戦だが、その際ロドリゴはベンチ入りしたものの、出場機会は与えられなかった。
彼がラ・リーガで先発したのは、前回が4月20日。それ以降は途中出場が1試合のみで、2024/25シーズンの最後5試合は全て欠場している。
監督交代も影響している。カルロ・アンチェロッティ前監督の後任として、クラブW杯の前にシャビ・アロンソが就任。
ロドリゴはアメリカで開催された夏の大会で1試合の先発にとどまった。
オサスナ戦での起用見送り後、アロンソ監督は「各試合で最善と考える判断をしている。ロドリゴとも話したし、選手たちとよく対話している。今のスカッドには満足しているが、何が起きるかは分からない」と語っていた。
今回の先発起用は、ロドリゴが監督の構想に再び食い込んだことを示している。
彼のパフォーマンス次第で、去就にさらなる影響が出る可能性もある。
この試合とロドリゴのプレーが、今後の移籍市場にどのような影響を与えるのか注目が集まる。
(Football London)