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アーセナルが左SB獲得を検討中、移籍市場終了前に動きか

アーセナルは今夏すでに7選手を獲得していますが、移籍市場の終了を前に、さらなる補強を目指している可能性があるようです。

クラブは本日、エベレチ・エゼの獲得を正式発表。その後行われたリーズ戦では5-0の快勝を収めました。

そんな中、アーセナルが今なお左サイドバックの補強を検討しているという報道が浮上しています。

もっとも、新たな左SBの加入は、ヤクブ・キヴィオルやオレクサンドル・ジンチェンコの売却が前提となる模様です。

この報道はFIFAジャーナリストのアブデラ・ブルマ氏によるもので、すでにリカルド・カラフィオーリやジュリアン・ティンバーの加入で守備陣の再編が進む中、左サイドにはさらなる戦術的な柔軟性が求められていると指摘されています。

キヴィオルは本来センターバック向きの選手で、左CBのポジションではガブリエウ、カラフィオーリ、クリスティアン・モスケラに次ぐ4番手の位置づけ。出場機会は限られています。

一方、ジンチェンコは「偽SB」としての役割を完全にこなせておらず、アカデミー出身のマイルズ・ルイス=スケリーを含む他の選手たちのほうが安定感や機動力で勝っているという見方もあります。

現在のアーセナルに欠けているのは、「幅を取れるオーバーラップ型の左SB」です。

エゼは内側にカットインするスタイルを好むため、縦に抜けて外側からサポートできるSBが加われば、相手守備を広げつつ攻撃に新たな角度を生み出せます。これは現在の陣容では自然に生まれにくい動きです。

このタイプの選手が加われば、アルテタ監督にとっても大きな戦術的武器となるでしょう。

試合の展開に応じて、内側に絞る型から外側を使うスタイルへ切り替えることで、相手にとっての予測は難しくなります。

もっとも、このプランは選手放出による資金確保が前提です。

キヴィオルにはプレミアリーグ内外の複数クラブが関心を示しており、ポルトも関心を持っている様子。

ジンチェンコにも国外からのオファーが届いていると言われています。

アルテタ監督はこれまでも、柔軟性と選手層の厚みの重要性を強調してきました。

大半の補強はすでに完了しているとはいえ、左SBというピースが加わる可能性は残されており、最終日のサプライズがあっても不思議ではありません。

(Fresh Arsenal)

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