今夏、アーセナルは充実の補強を行いながらも、アルテタ監督と技術責任者のアンドレア・ベルタはさらなる上積みを狙っている。
スビメンディやノアゴールらによって中盤を整え、ストライカーのギェケレシュもスポルティングから獲得。
5年ぶりのタイトル奪還に向け、盤石の陣容を築きつつある。
注目のターゲットはクリスタル・パレスのエベレチ・エゼ。
アーセナルは交渉を続けているが、交渉がまとまらなかった場合に備え、別の攻撃的MFにも関心を示している。
スペインメディア『Sport』によると、アーセナルはすでにチェルシーと共にバルセロナのフェルミン・ロペスに正式なアプローチを行っている。
マンチェスター・ユナイテッドも7000万ユーロ(約6100万ポンド)でのオファーを準備中とされ、争奪戦は激化の様相だ。
フェルミンはバルサで88試合に出場し、19得点11アシストを記録。スペイン代表にも選出されている22歳の逸材で、中盤から左サイドまでこなす多機能型プレーヤーとして高く評価されている。
エゼとフェルミンの比較(過去365日)
- ゴール:エゼ 0.28 / フェルミン 0.37
- アシスト:エゼ 0.28 / フェルミン 0.42
- パス成功率:エゼ 74.2% / フェルミン 82.2%
- プログレッシブパス:エゼ 3.37 / フェルミン 4.96
エゼはドリブルや推進力に優れており、観客を魅了する“魔術師”タイプ。
一方フェルミンは効率的なビルドアップと決定力を兼ね備えた「シンプルかつ天才的」なタイプと評価されている(スカウトJacek Kulig氏談)。
ギョケレシュとの連携を考慮すれば、フェルミンも理想的なオプションとなり得る。
アーセナルがエゼ獲得に失敗した場合でも、魅力的な代案としてフェルミンへの注目が高まっている。
(Football FanCanst)