アーセナルが、アカデミー育ちの若手ミッドフィルダー、イーサン・ヌワネリとの契約延長に向けて最終段階に入っていると複数メディアが報じている。
18歳のヌワネリは昨シーズン、クラブのユースチームやカップ戦で頭角を現し、公式戦37試合に出場して11ゴールに関与するなど、急速な成長を遂げている。
Transfermarktによると彼の市場価値は4700万ポンドと評価されており、その将来性の高さから、イングランド国内外のビッグクラブが関心を寄せていた。
しかし、ヌワネリは一貫してアーセナルでのキャリア継続を優先し、クラブへの忠誠を貫いたとされている。
The Athleticの著名記者デイヴィッド・オーンステインによれば、すでに両者間では契約の細部が詰められており、正式な合意は「まもなく成立する見通し」とのこと。
移籍市場の信頼筋として知られるファブリツィオ・ロマーノも、ヌワネリがクラブと「原則合意に達した」と報じ、残るのは書類の最終確認のみだという。
アーセナルは今夏の移籍市場で多くの選手を獲得し、戦力の底上げを進めているが、クラブの将来を担う若手の囲い込みも同様に重視している。
ヌワネリとの契約延長は、まさにその戦略の一環と言えるだろう。
ヌワネリのような才能ある若手がクラブにとどまることで、アーセナルは今後数年にわたり中盤の競争力を高く維持できる見込みだ。
近年、若手育成に定評のあるアーセナルにとって、ヌワネリとの新契約は「大きな後押し」となるニュースであり、クラブの長期的な成功への布石となるだろう。
（Footballer365）