アーセナルは、スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの獲得に大きく前進しており、間もなく契約が成立する見通しです。
今夏の移籍市場でアーセナルが最優先していたのは得点力の高いストライカーの補強であり、当初はRBライプツィヒのベンヤミン・シェシュコを狙っていました。
しかし、クラブ側の要求が高く断念。そこでターゲットをギェケレシュに切り替え、時間をかけて交渉を進めてきました。
スポルティングとの交渉は最終局面を迎えており、移籍金はおよそ7000万ユーロ+アドオン1000万ユーロが見込まれています。
ギェケレシュ自身もアーセナル移籍を熱望しており、契約は5年になる見込みです。
移籍情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、アーセナルはギェケレシュ獲得に続き、さらに2つの補強関連の動きを予定しています。
一つ目は、バレンシアに所属する若手DFクリスティアン・モスケラの獲得。
すでに一度目のオファーは断られたものの、選手本人がアーセナルでのプロジェクトに強い関心を持っており、来週中にも再交渉に入る見通しです。
二つ目は、若手MFイーサン・ヌワネリとの契約延長。
最近の交渉が好感触だったことから、数日以内に新契約が発表される可能性があります。
アーセナルのスポーツディレクターに就任したばかりのアンドレア・ベルタは、わずか数ヶ月でガブリエウ・マガリャンイスやマイルズ・ルイス=スケリーとの契約延長をまとめ、すでにケパ・アリサバラガ、マルティン・スビメンディ、クリスティアン・ノアゴーアの補強にも成功。
今後さらにモスケラやノニ・マドゥエケ、そして可能であればエベレチ・エゼやロドリゴ・ゴエスの獲得にも動くと見られており、今夏の補強は近年で最も充実した内容になる可能性があります。
ベルタは、これまでアーセナルの補強戦略を担ってきたエドゥ・ガスパールを凌ぐ人気を得る存在となるかもしれません。
(TBR Football)



