アーセナルが今夏の補強に向けて、スポルティングのストライカー、ヴィクトル・ギョケレシュと個人合意に達したと報じられました。
報道によれば、ギョケレシュはアーセナルへの移籍に前向きな意思を示しており、今後のクラブ間交渉の行方が注目されています。
ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは、2024-25シーズンを通じて信頼できる得点源の不在が明らかとなり、新たなセンターフォワードの獲得を目指してきました。
これまでにも、RBライプツィヒのベンヤミン・シェシュコやニューカッスルのアレクサンダー・イサクといった選手の名前が取り沙汰されてきましたが、ここにきてギョケレシュ獲得に進展が見られた形です。
ギョケレシュは今シーズン、リーグ戦だけで54得点12アシストを記録するなど圧倒的な成績を残し、“止められないストライカー”との評価を受けています。
移籍金は6,500万ユーロ(約106億円)前後になると見られ、すでに複数のビッグクラブが関心を示しています。
一方で、アーセナルは引き続きシェシュコの獲得も模索中です。RBライプツィヒとの間で交渉が進められており、選手の契約には8,000万ユーロ(約130億円)の契約解除条項が含まれていると報じられています。
ただし、シェシュコ本人との個人合意には至っておらず、交渉が難航した場合にはギョケレシュに本格的に切り替える可能性もあります。
以下は両選手の今シーズンの主なスタッツ比較です:
指標 | ギョケレシュ | シェシュコ |
---|---|---|
出場試合数 | 33 | 33 |
得点数 | 39 | 13 |
アシスト数 | 7 | 5 |
期待ゴール(xG) | 30.8 | 10.0 |
90分あたりのシュート数 | 4.08 | 2.50 |
90分あたりのキーパス数 | 1.96 | 0.72 |
このように、スタッツ面ではギョケレシュが大きく上回っており、アーセナルの即戦力として期待される存在です。今後の動向次第では、プレミアリーグの得点王争いを左右する大型補強となるかもしれません。
(GIVEMESPORT)