アーセナルは今夏、アスレティック・ビルバオ所属のウインガー、ニコ・ウィリアムズの獲得を目指すべきだとする声が高まっています。
今季も無冠に終わり、5年連続でタイトルを逃したアーセナル。
ミケル・アルテタ監督のもとでクラブは欧州のトップレベルへと返り咲きましたが、ファンの間では目に見える結果が求められており、2025-26シーズンこそは悲願のタイトル奪取が求められています。
とはいえ、現状のスカッドにはまだ層の薄さや質の面で課題があり、夏の移籍市場での補強が不可欠です。
中でも注目すべきはウインガーの補強であり、欧州でも注目の存在となっているウィリアムズが最適なターゲットとされています。
すでにロンドンで住宅を探しているとの報道もあり、移籍は現実味を帯びつつあります。
ウィリアムズ、ロンドン移籍へ準備中?
ニコ・ウィリアムズはユーロ2024での活躍が大きな話題となり、決勝戦ではマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれました。
このパフォーマンスを受けて、バルセロナやチェルシーといったクラブからも関心が寄せられている中、アルテタ監督が強い関心を示していると伝えられています。
アーセナルは1月にも獲得を狙っていたとされますが、週給40万ポンドという高額な給与要求と、4,875万ポンド(約7900万ユーロ=約127億円)の契約解除金がネックとなり、交渉は実現しませんでした。
GIVEMESPORT主要データ:ニコ・ウィリアムズは2024/25シーズンに公式戦44試合で11得点7アシストを記録。
それでも彼は「驚異的」と称されるスピードとテクニックを持ち、アーセナルの攻撃に新たな刺激を与える可能性を秘めています。
ロンドンで物件を探しているとの情報もあり、本人も移籍に前向きだとされています。
以下は今季の主要スタッツ比較です(2025年5月25日時点、FBRef.comより):
指標 | ウィリアムズ | マルティネッリ | トロサール |
---|---|---|---|
出場数 | 28 | 32 | 37 |
得点 | 5 | 8 | 8 |
アシスト | 5 | 4 | 6 |
90分あたりのシュート数 | 2.44 | 2.07 | 2.54 |
90分あたりのキーパス数 | 1.83 | 1.5 | 1.43 |
90分あたりのドリブル成功数 | 2.96 | 1.3 | 1.36 |
ガブリエウ・マルティネッリとレアンドロ・トロサールの両者が左ウイングでの安定感を欠く中、ウィリアムズの加入は右サイドのブカヨ・サカへの依存を軽減し、攻撃全体のバランスを高める可能性があります。
ニューカッスルやリヴァプールも獲得に向けた接触を始めているとされ、アーセナルとしては迅速な対応が求められます。
なお、アーセナルはレアル・マドリードのロドリゴにも関心を示していましたが、シャビ・アロンソ監督がスペイン残留を希望していると明言したことから、現実的ではないと見られています。
(GIVEMESPORT)