ブラジルの快速ストライカー、イゴール・ジェズスの代理人がアーセナルとの移籍交渉のためにイギリス入りしたと、ブラジルのスポーツメディア「ge.globo」が報じています。
プレミアリーグで3季連続2位という結果に終わったアーセナルにとって、2025-26シーズンはミケル・アルテタ監督にとって正念場となるかもしれません。
2019年のFAカップ以降、主要タイトルを手にしていない中で、クラブの次なる一手が注目されています。
ガブリエウ・ジェズスとカイ・ハフェルツの不調や負傷による離脱もあり、アーセナルは新たなストライカーの獲得を目指しており、イゴール・ジェズスがその有力候補に浮上しています。
イゴール・ジェズスにはアーセナルのほか、ノッティンガム・フォレストやフラムも関心を示しており、今年1月にはアーセナルが約2500万ポンドのオファーを出したとも報じられました。
しかしジェズス本人が6月に開催されるクラブ・ワールドカップへの出場を希望したため、この移籍は実現しませんでした。
それでもアーセナルは今夏、改めてジェズス獲得に動く構えです。24歳のジェズスは、スピードを武器にボタフォゴの2024年のセリエAとコパ・リベルタドーレス制覇に大きく貢献しており、その価値は1月時点よりもさらに上がっていると見られています。
以下は2024年シーズンの成績です(出典:Transfermarkt、2025年5月24日時点):
大会名 | 出場試合数 | 得点 | アシスト | 出場時間(分) |
---|---|---|---|---|
セリエA | 31試合 | 8得点 | 4アシスト | 2,244分 |
コパ・リベルタドーレス | 10試合 | 4得点 | 2アシスト | 851分 |
アーセナルはこのところ、ヴィクトル・ギョケレシュなど複数のストライカーと噂されてきましたが、イゴール・ジェズスの方が比較的手頃なオプションと見られています。
本人もプレミアリーグでのプレーは貴重な機会と理解しており、今夏の移籍の可能性は十分にあるといえるでしょう。