アーセナルが今夏、RBライプツィヒのストライカー、ベンヤミン・シェシュコの獲得に向けて正式な交渉を開始したと、ドイツ『スカイ・スポーツ』の記者フロリアン・プレッテンベルク氏が報じています。
クラブのスポーツディレクターであるアンドレア・ベルタ氏と、ライプツィヒ側のマルセル・シェーファー氏がすでに接触しており、アルテタ監督も21歳のスロベニア代表に強い関心を抱いているとのことです。
シェシュコには8,000万ユーロ(約6,800万ポンド)の契約解除条項があり、アーセナルがこの条項を発動するかどうかは現時点で不明です。
シェシュコは昨季18ゴール2アシストの成績を残し、今季も45試合で21得点6アシストと好調を維持しています。
身長195cmの彼は空中戦に強く、ヘディングでの得点能力に優れるだけでなく、足元の技術やドリブルにも自信があります。
また、今季のブンデスリーガでは875回のスプリントを記録し、リーグ全体で7位というハイワークレートを誇っています。
このような献身的な姿勢は、アーセナルにとって大きな武器となるでしょう。
昨夏、シェシュコはアーセナルからの関心を受けつつもライプツィヒとの契約延長を選択しました。
その際、カイ・ハヴァーツの控えに回ることへの懸念から、アーセナル加入を見送った経緯があります。
クラブは当時、先発確約は出せないと明言しており、今回の交渉でその姿勢に変化があるかどうかが注目されます。
アーセナルは今季プレミアリーグで3季連続の2位が濃厚であり、悲願の優勝に向けて最後のピースとなるストライカーの補強を急いでいます。
シェシュコがその答えとなるのか、今後の動向が注目されます。
(Arsenal News)