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アーセナル、逸材CBディオマンデ獲得を検討か

アーセナルが今夏の移籍市場でスポルティングCP所属のオスマン・ディオマンデに関心を示していると、ポルトガル紙「A Bola」が報じている。

コートジボワール代表のディオマンデは、2年前にデンマークのミッティランから加入して以来、スポルティングで既に公式戦100試合出場を果たすなど、中心選手として活躍している。

この活躍が欧州の複数クラブの注目を集めており、アーセナルもその一つとされている。実際にガナーズは、ベンフィカ戦にスカウトを派遣してディオマンデを視察したと伝えられている。

報道によれば、スポルティングCP内部では「警報が鳴っている」状態であり、この関心がクラブにとって「不安材料」となっているという。

選手の契約には6,700万ポンドの契約解除条項があるが、実際には5,000万ポンド程度で放出される可能性もあるとのこと。

■サリバの控えとして理想的な存在か

現在アーセナルのセンターバックは、ウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスが不動のスタメンを務めている。

一方、控えにはキヴィオル、ティンバー、カラフィオーリ、ホワイト、冨安といった選手が名を連ねるが、ホワイトとティンバーは事実上右サイドバックとして起用されており、カラフィオーリも主に左サイドでプレーしている。

冨安は膝の手術で長期離脱中であるため、CBとしてのバックアップは限られているのが現状だ。

その中で、キヴィオルはガブリエウの代役として安定したパフォーマンスを見せており、サリバにも同様の控えを用意することが理想とされる。

そこで浮上するのがディオマンデだ。今季はパス成功率94%、デュエル勝率60%という高いスタッツを誇り、平均4.7回のボール奪取、2.7回のクリア、1.2回のタックルを記録している。

彼は優れたビルドアップ能力を持つ一方で、まだ若く、判断力や規律面には課題も残っている。

今季は2度の退場と4つのPKを献上しており、プレッシャーのかかる場面での判断改善が求められる。

アーセナルは彼をサリバの控え、さらには将来的なレギュラー候補として見ている可能性があり、今後の動向に注目が集まる。

(Arsenal News)

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