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アーセナルがドルトムントの逸材ギッテンスに関心か、約130億円が必要とも

アーセナルのプレミアリーグ優勝の夢は消えましたが、ミケル・アルテタにとって2024/25シーズンは決して無駄ではありませんでした。

昨年バイエルン・ミュンヘンに敗れてヨーロッパの舞台から姿を消したガナーズですが、今季は大きな成長を遂げ、チャンピオンズリーグ準決勝に進出。次はパリ・サンジェルマンと対戦する予定です。

ヨーロッパの舞台でレアル・マドリードを破ったことで、たとえ優勝できなかったとしても、アーセナルの世界的な評価は大きく高まりました。

今後、多くの選手たちが「成長中のクラブで、しかもブカヨ・サカのようなスター選手とプレーできる」ことに魅力を感じるでしょう。

サカは12月のクリスタルパレス戦でハムストリングを負傷し、離脱。それまで9ゴール14アシストとキャリア最高のシーズンを送っていただけに、エミレーツ・スタジアムの不安は一気に高まりました。

彼の離脱後、マルティネッリ、ジェズス、ハヴァーツらの負傷も重なり、チーム力は大きく低下。特にサカの不在は痛手でしたが、イーサン・ヌワネリの台頭が一筋の光となりました。

そして現在、サカは復帰。リーグ戦5試合でわずか183分の出場ながら、圧倒的な存在感を放っています。

復帰直後のフラム戦ではすぐにゴールを挙げ、レアル・マドリードとの2試合でも圧巻のパフォーマンスを披露しました。

エミレーツでの3-0勝利では、ダビド・アラバを何度も打ち破り、サンティアゴ・ベルナベウではPKを外しながらも、ミケル・メリーノのパスを受け冷静にゴールを決めています。

一方で、マルティネッリもマドリー戦やイプスウィッチ戦でゴールを挙げ復調の兆しを見せているものの、左ウイングには新たな補強が必要とされています。

この夏、アーセナルは複数のウインガー獲得を狙っていると報じられており、ビルバオのニコ・ウィリアムズや、バイエルンのキングスレイ・コマンと接触したとの噂も。

また、バルセロナのラフィーニャもターゲットの一人で、本人が移籍を希望すれば約8000万ポンドで獲得できる可能性があると伝えられています。

ただし、今季バロンドール候補に名を連ねるほど評価されているため、バルサからの移籍は簡単ではないでしょう。

そこで浮上しているのが、ボルシア・ドルトムントのジェイミー・バイノー=ギッテンスです。

ジャーナリストのグレーム・ベイリーによれば、チェルシーもこの若きウインガーに強い関心を示しているものの、アーセナルも本格的な争奪戦に参戦する見込み。

ギッテンスは約7000万ポンドと、ラフィーニャよりも手頃な価格での獲得が可能だとされています。

サカとギッテンスを比較すると、サカは創造性に秀でた右ウイングであり、ギッテンスはドリブルで違いを作るタイプ。今季、彼は全大会で12ゴール5アシストを記録しています。

データ上でも、ギッテンスは1試合あたりのゴール数、プログレッシブキャリー(ゴール方向への推進)でサカを上回っており、1対1での打開力にも優れています。ただし、アシスト数やキーパス数ではサカが圧倒しています。

両者とも「ボールを運ぶこと」を重視するスタイルですが、ギッテンスはより直接的で、両足を使える点もサカに似ています。

まだ20歳と若いギッテンスですが、これほどの才能を獲得できるチャンスは滅多にありません。

サカとギテンスの両ウイング体制が実現すれば、アーセナルの攻撃力はさらに高まることでしょう。

(Football FanCanst)

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