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アーセナルが今夏のターゲットとしている約109億円FW、専門誌もライス以来のベスト補強になると太鼓判

アーセナルの監督に就任して以来、ミケル・アルテタがすべてを完璧にこなしてきたとは言えませんが、彼が素晴らしい選手たちを獲得してきたことは間違いありません。

ダビド・ラヤ、マルティン・ウーデゴール、ガブリエウ・マガリャンイス、ユリエン・ティンバーといった選手たちは、クラブの前進に大きく貢献してきましたが、その中でもアルテタの最高の補強として際立っているのが、デクラン・ライスです。

2023年、クラブ史上最高額となる1億500万ポンドでウェストハムから移籍してきた元キャプテンには大きなプレッシャーがかかっていましたが、それ以降、彼はその価値を証明してきました。

今月のレアル・マドリード戦でのチャンピオンズリーグ2試合連続マン・オブ・ザ・マッチ受賞が、その証です。

そんな中、最近の報道によると、アルテタ監督がライス以来の“最高の補強”を行おうとしている可能性があると伝えられています。

ヨーロッパでの結果に関係なく、アーセナルにとってこの夏は非常に重要なものになると見られており、そのため多くの有力選手との噂が飛び交っています。その中の1人が、スペイン代表のニコ・ウィリアムズです。

先週末の報道によると、アーセナルはこのアスレティック・ビルバオ所属のウィンガーに強い関心を持ち続けており、5,000万ポンドの契約解除条項を支払う意思があるとされています。彼は今シーズン42試合で11ゴール7アシストを記録しています。

また、もう1人注目されているスペインの才能あるウィンガーが、レアル・ベティスの19歳、ヘスス・ロドリゲスです。彼の契約には約4,200万ポンドの解除条項があるとされており、クラブは注目しているようです。

しかし、アスレティック・ビルバオのスターに比べるとまだまだ経験不足であり、25試合でわずか4得点に関与しているだけで、大きな賭けとなる可能性があります。こうした懸念は、数年前にベンジャミン・シェシュコに対してもあったものでした。

そして今、ジャーナリストのグレアム・ベイリーによると、RBライプツィヒ所属のシェシュコは今夏アーセナルへの移籍に「強い関心」を示していると報じられています。

さらに、アスレナルの新スポーツディレクターであるアンドレア・ベルタとシェシュコ陣営の間で既に話し合いが行われたとも報道されており、クラブは夏の移籍市場のスタートダッシュを狙っているようです。

移籍金については、現在の契約に5,800万ポンドの解除条項があるとされており、年齢や今季の成績を踏まえると、将来的には“お買い得”になる可能性もあるでしょう。

シェシュコがライス以来の“最高の補強”といえる理由
シェシュコがアーセナルにとってライス以来最高の補強になり得る理由は2つあります。まず1つ目は、彼の「結果(アウトプット)」です。

例えば、初の5大リーグでのシーズンで、シェシュコは42試合18ゴール2アシスト、出場時間2,057分という記録で残しました。これは、1試合あたり0.47のゴール関与、もしくは約103分ごとに1回のゴール関与という計算になります。

さらに今季(2024/25)は41試合で20ゴール6アシスト、出場時間3,041分という記録で叩き出しており、1試合あたりのゴール関与は0.63、約117分ごとのペースで得点に関与していることになります。

もし、彼がブカヨ・サカやマルティン・ウーデゴール、再び輝きを見せているガブリエル・マルティネッリ、さらにはニコ・ウィリアムズといった選手たちと並んで前線に立てば、アーセナルにとって待望の“年間20ゴールストライカー”となる可能性も十分にあります。

さらに魅力的なのは、彼がまだ21歳で身長195cmというフィジカルを備えている点です。これから5〜6年でさらに成長する可能性があり、プレミアリーグでも十分に通用するポテンシャルがあります。

最終的に、彼の獲得には大きな投資が必要かもしれませんが、アーセナルがさらなる高みを目指すためには、シェシュコのような選手が必要なのは間違いありません。

(Football FanCanst)

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