ドイツの『Sport Bild』によると、アーセナルは今夏の移籍市場でRBライプツィヒのストライカー、ベンヤミン・シェシュコの獲得に関心を示しているクラブの一つだという。
アーセナルは今季のプレミアリーグでは期待外れの結果に終わっており、残り6試合で首位リヴァプールに13ポイント差をつけられている。
しかしチャンピオンズリーグでは予想を上回る活躍を見せており、レアル・マドリードに2試合合計5-1で勝利して準決勝へと進出している。
アーセナルはシーズン終了後に活発な補強を行う見通しで、Sport Bildは、彼らがライプツィヒ所属のシェシュコ獲得を熱望するクラブの一つであると報じている。
21歳のシェシュコは今夏、6,000万ポンドでクラブを退団できる“紳士協定”を結んでいる。
ただし、この金額はあくまで目安であり、交渉の余地があるとされている。
ライプツィヒは複数クラブの争奪戦になると見ており、最大で8,600万ポンドの移籍金を得られると考えているとのこと。
ACミラン、リヴァプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドも、ブンデスリーガの有望なストライカーであるシェシュコの獲得に興味を示している。
アーセナルはチャンピオンズリーグで素晴らしいパフォーマンスを見せており、準決勝ではパリ・サンジェルマンと対戦する予定だ。
ヨーロッパでの戦いがどう終わるにせよ、今夏の移籍市場で大きな資金を投入する見込みとされている。
目玉補強として最優先されているのはストライカーである。アーセナルはスポルティング・リスボン所属のヴィクトル・ギョケレシュにも強い関心を持っており、同選手は今季、ポルトガルの王者で45試合44ゴール11アシストという驚異的な成績を残している。
ギョケレシュは過去2年で絶好調を維持しており、アーセナルにとってはカイ・ハヴァーツやガブリエル・ジェズスよりも大幅な戦力アップとなる可能性が高い。
ただし、アーセナルがシェシュコも今夏の補強候補として再検討する可能性は十分にあるだろう。
シェシュコは昨夏もアーセナルの補強ターゲットの一人だったが、ライプツィヒとの長期契約を選択して残留していた。
今季はこれまでに19ゴール6アシストを記録しており、ギョケレシュほどの数字ではないが、その潜在能力は非常に高い。
アーセナルが再びシェシュコ獲得に動くのか、それともギョケレシュという経験豊富な選手を次のエースストライカーとして選ぶのか、今後の動向が注目される。
(Football Talk)