アーセナルがマンチェスター・シティのベルナルド・シウバとも比較される選手について、獲得オファーを出したと報じられています。
アンドレア・ベルタが狙うアーセナルの新戦力補強
最近の報道によると、新スポーツディレクターのアンドレア・ベルタが主導する今夏のアーセナルの補強計画では、総額3億ポンド(約560億円)規模の移籍が見込まれており、両ウイング、センターフォワードの補強が予定されているといいます。
ベルタはすでに、スペイン代表の新星ニコ・ウィリアムズの代理人と個人的な話し合いを行っており、これは彼の就任後最初の大きな仕事の一つとされています(Ed Aarons)。
さらに今週も「高レベルの交渉」が行われたとジャーナリストのピート・オルーク氏が報じました。
ニコ・ウィリアムズには4800万ポンドの契約解除条項があるとされていますが、アーセナルが抱える懸念は移籍金だけでなく、週給25万ポンドという高額な給与要求です。
これが実現すれば、彼はガブリエル・ジェズスとカイ・ハフェルツに次ぐ高給取りとなります。
リーベル・プレートの新星にアーセナルがオファー
アーセナルは、将来的なスター選手の発掘にも注力しており、過去にはガブリエル・マルティネッリを2019年にブラジルのイトゥアーノからわずか600万ポンドで獲得し、大成功を収めました。
今回アーセナルのスカウト陣が注目しているのは、アルゼンチン・リーベル・プレート所属の18歳ウインガー、イアン・スビアブレです。
スビアブレは「フットボール・タレント・スカウト」のジャチェク・クリグ氏により、「ベルナルド・シウバのようだ」と評され、「機動力があり予測不能で、トリッキーなプレースタイル」が特徴とされています。
スビアブレは残留を決断
南米メディア『Soy del Millo』が『Sport Witness』を通じて伝えたところによると、アーセナルはスビアブレに対して正式なオファーを出したものの、リバー・プレートは彼を最低でも契約解除条項の2600万ポンドでしか放出するつもりはありません。
さらに残念なことに、スビアブレ本人および家族は「現在はリーベルに残り、成長を優先したい」という意向をクラブ側に伝えており、アーセナルやチェルシーからのオファーを受けつつも契約延長を選んだようです。
この決断は本人とその関係者にとって「難しい決断」だったとされており、アーセナルにとっては痛手となります。
(Football FanCanst)