アーセナルは来シーズンに向けた攻撃陣の補強で大きな前進を遂げたようです。
RBライプツィヒ所属のスター、ベンジャミン・シェシュコが、今夏の移籍市場でエミレーツ・スタジアムへの移籍に関心を示していると『GIVEMESPORT』が報じています。
先月末、スポーツディレクターとして新たにイタリア人のアンドレア・ベルタが就任。
エドゥの後任として最有力候補に選ばれた彼は、すでにミケル・アルテタ監督と補強の優先ターゲットについて話し合いを重ねているとのことです。
アーセナルは、2月にカイ・ハフェルツがハムストリングのケガで今季絶望となり、ガブリエウ・ジェズスも治療に専念中とあって、前線に本職ストライカーを欠く状態が続いています。
そのため、来季のプレミアリーグ制覇に向けた戦力強化が急務となっているのです。
シェシュコがプレミア挑戦に前向き
スロベニア代表のシェシュコは、現在のクラブであるライプツィヒがチャンピオンズリーグ出場圏外に沈むなど苦しいシーズンを送っていることから、新たな挑戦を求めている模様です。
彼の契約には「出場数・ゴール数・アシスト数」に応じて変動する解除条項が含まれており、アーセナルを含む複数クラブがこの夏に契約解除金を支払って獲得できる状況にあると見られています。
GMSの情報筋によれば、シェシュコが今夏に移籍する場合、アーセナルが最有力候補の1つであることに変わりはなく、ライプツィヒの希望額は約6,000万ポンドとされています。
昨年は逃したが、今季こそ
アーセナルは昨夏にも彼の契約解除条項を発動しようとしましたが、当時のシェシュコはライプツィヒとの契約延長を選択。そのため移籍は実現しませんでした。
しかし、クラブの関心はその後も継続しており、今季終了後の再アタックが期待されています。
マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーはシェシュコ獲得レースから後退したとされており、チェルシーはビクター・オシムヘンやリアム・デラップに興味を示している模様です。
一方、トッテナム、アストン・ヴィラ、ニューカッスル、リヴァプールなどは依然として彼の動向を注視しています。
注目データ: シェシュコは今季ブンデスリーガで11得点を記録しており、xG(期待得点)7.57を大きく上回る活躍を見せています。
ベルタのリストにはイサクやギョケレシュも
GMSの情報によると、アーセナルは依然としてシェシュコを最有力ターゲットとして見ており、同時にニューカッスルのアレクサンダー・イサクやスポルティングのビクトル・ギョケレシュにも注目しているようです。
シェシュコは今季すでに公式戦19ゴールを記録しており、「止められない存在」と称されることも。
彼自身もプレミアリーグへの挑戦に前向きであるため、来季ライプツィヒに残る可能性は日に日に低くなっているようです。
なお、アーセナルはギョケレシュとの交渉にも乗り出す準備を進めており、彼もまたベルタの補強リスト上位にいることがわかっています。
(GIVEMESPORT)