TBR Footballの情報によると、アーセナルやチェルシーを含む複数のプレミアリーグクラブが、ランダル・コロ・ムアニに引き続き関心を寄せているという。
フランス代表FWコロ・ムアニは、イタリアでのキャリアを順調にスタートさせ、今世紀に入ってからセリエAで最初の3試合で5ゴールを決めた初の選手となった。
しかし、コロ・ムアニの活躍とは裏腹に、ユヴェントスは調子を崩し、チアゴ・モッタ監督が解任される事態となった。
モッタ監督の存在が、コロ・ムアニがトリノに移籍を決めた大きな要因とされていたため、今夏もユヴェントスでプレーを続けるのかは不透明な状況になっている。
アーセナルとチェルシーがコロ・ムアニに再注目
TBR Footballのチーフ・コレスポンデントであるグレアム・ベイリー氏によると、複数のプレミアリーグクラブがコロ・ムアニの成長を注視しており、すでに代理人との交渉の準備を進めているとのこと。
コロ・ムアニは1月の移籍市場でトッテナムからのオファーを拒否したが、スパーズは今も彼の大ファンであり、その動向を追い続けている。
しかし、関心を示しているのはスパーズだけではない。
アーセナル、チェルシー、リヴァプール、アストン・ヴィラ、ニューカッスルも、コロ・ムアニのプレーを何度もスカウティングしてきた。
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、1月の時点でコロ・ムアニの獲得を打診されていたが、その際には獲得を見送っていた。
しかし、今夏の移籍市場では再び補強候補としてリストアップされている。
PSGはコロ・ムアニを売却予定、ユヴェントスの買取オプションなし
コロ・ムアニは7,700万ポンド(約145億円)でパリ・サンジェルマン(PSG)に加入したが、PSGは彼の売却を検討している。
ユヴェントスへのローン移籍には買取オプションが付いていなかったため、26歳のストライカーは今夏に新たな移籍先を模索する可能性が高い。
フランス代表での活躍
コロ・ムアニは、ユヴェントスでの好調を受け、ディディエ・デシャン監督率いるフランス代表に復帰。ネーションズリーグではスタメンとしてプレーした。
ランダル・コロ・ムアニの2024/25シーズン成績
大会 | 出場試合 | ゴール | アシスト |
---|---|---|---|
リーグ・アン | 10 | 2 | 1 |
セリエA | 8 | 5 | 1 |
チャンピオンズリーグ | 6 | 0 | 0 |
コッパ・イタリア | 1 | 0 | 1 |
合計 | 25 | 7 | 3 |
ユヴェントス加入後、11試合で8ゴール関与(7ゴール・3アシスト)と好成績を残している。
ユヴェントスは当初、コロ・ムアニの完全移籍を視野に入れていたが、モッタ監督の解任により、その計画が再考される可能性が高まっている。
(TBR Football)