フランスのメディア「Le10 Sport」によると、アーセナルはリールの主力選手を巡る争いにマンチェスター・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパーと共に参戦した。
アーセナルは今季のプレミアリーグで好不調の波があり、29試合を終えて1試合平均2得点未満という成績となっている。
ミケル・アルテタ監督は来季に向けて目玉となるストライカーを求めるのは間違いなく、「Le10 Sport」によると、クラブはリール所属のジョナサン・デイビッドの獲得に関心を持っているという。
アーセナルはユナイテッドやスパーズと並んで、25歳のストライカー獲得レースに参戦しており、プレミアリーグの3クラブはデイビッドの代理人と「積極的かつ具体的な交渉」を行っていると報じられている。
デイビッドはアーセナルでローテーション要員として有力な選択肢となる
カナダ代表のデイビッドは、ここ数シーズンでリーグ・アン屈指のストライカーの一人として活躍してきた。
リールはこれまでプレミアリーグへの移籍を阻んできたが、今夏に契約が満了することから、多くのクラブの注目を集めている。
移籍金3800万ポンド(約72億円)と評価される彼は、フリー移籍での退団を決断しており、イングランドのトップリーグでプレーすることを希望している。
アーセナルはユナイテッドやスパーズとともに獲得レースに名乗りを上げており、来季のチャンピオンズリーグ出場権を確保している点でライバルより優位に立っている可能性がある。
一方で、ユナイテッドやスパーズはチャンピオンズリーグ出場権を得るためにはヨーロッパリーグで優勝する必要がある。両クラブは現在プレミアリーグで13位と14位に低迷している。
デイビッドはアーセナルにとって質の高い補強となる。今季は23ゴール10アシストを記録しており、そのうち13のG/Aはチャンピオンズリーグでのものだ。
かつてヘントに所属していた彼は、最高レベルの舞台で実力を証明しており、アーセナルは彼をチームのローテーションストライカーと見なす可能性がある。
クラブはアレクサンダー・イサクやベンヤミン・セシュコのいずれかを獲得し、デイビッドは彼らとポジション争いをする形になるかもしれない。その場合、彼の出場機会は途中出場や時折の先発に限られる可能性がある。
デイビッドがそのような役割を受け入れるかどうかは、今後の動向を見守る必要がある。
(Gooner Talk)