ガナーズがストライカー獲得に本格的に動き出す
アンドレア・ベルタ氏が正式にスポーツディレクターの役職に就いたことで、アーセナルは夏の移籍市場に向けて新たなストライカー獲得の動きを加速させている。
そして、彼らはRBライプツィヒに所属するベンヤミン・シェシュコの獲得に自信を持っているようだ。
シェシュコに関しては、彼がこの夏にアルテタのチームに加入することを決めたと信じられており、ライプツィヒの契約に含まれる7000万ユーロ(約5900万ポンド)の契約解除条項を満たす意思があれば、比較的スムーズに移籍が成立する可能性がある。
ジャーナリストのベン・ジェイコブス氏によると、ニューカッスル・ユナイテッドのアレクサンダー・イサクもアーセナルのターゲットになっているようだ。
しかし、ニューカッスルはスウェーデン代表のストライカーを売却する意思がないため、この取引を成立させるのは難しいだろう。
ダーウィン・ヌニェスへの関心
しかし、イサクだけがアルテタのリストに載っているプレミアリーグのストライカーではない。
スペインの報道によると、アーセナルの指揮官は現在、リヴァプールのダルウィン・ヌニェス獲得に向けて直接動いているという。
アンフィールドでの将来が不透明なヌニェスは、この夏の移籍市場でリヴァプールが売却を検討している選手の一人とされている。
彼のパフォーマンスが安定せず、アーセナルへの移籍の可能性が浮上しているようだ。
現時点でアーセナルは正式なオファーを出していないが、今後数カ月以内に交渉が開始される可能性がある。
ただし、リヴァプールがどの程度の移籍金を求めるのかは明確になっていない。
ウルグアイ代表FWのヌニェスは、2022年に8500万ポンドでリヴァプールに加入したクラブ史上最高額の補強だった。
しかし、その高額な移籍金に見合う活躍ができていないため、今夏の移籍の可能性が高まっている。
ヌニェスの実力に対する疑問
今シーズンのリヴァプールで、ヌニェスはときどき輝きを見せており、1月にはブレントフォード戦で終盤に2ゴールを決め、チームを勝利に導いたこともある。
しかし、アーセナルが求める「確実にゴールを決められるストライカー」としては疑問が残る。
アルテタは得点を保証できるストライカーを必要としているが、ヌニェスはリヴァプール加入後、その点で苦しんできた。
今シーズンは公式戦39試合でわずか7ゴールしか決めていない。
シーズン序盤には、交代出場後に見せたプレーでメディアから称賛されたこともあった。
そのため、ヌニェスはアーセナルのローテーション要員としては適している可能性があるが、新たなエースストライカーとして獲得すべきではない。
そのため、アーセナルが彼を主力ストライカーとして考えている可能性は極めて低いと見られている。