ファブリツィオ・ロマーノによると、ジョシュア・キミッヒはバイエルン・ミュンヘンに残留する可能性が高まっている。契約延長に関する新たな交渉が前向きに進んでいるためだ。
ここ数カ月、キミッヒの将来についての憶測が飛び交い、アーセナルをはじめとする欧州のトップクラブが彼の動向を注視していた。
キミッヒの現行契約は2025年に満了予定であり、バイエルンは以前、契約延長のオファーを撤回していた。
そのため、29歳の彼がクラブを退団する可能性もあった。しかし、今日の交渉で状況が変わり、両者とも契約延長に前向きな姿勢を示しているという。
交渉の進展とバイエルン残留の可能性
ジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルクによると、交渉は順調に進んでおり、バイエルンとキミッヒの代理人は契約延長の詳細を詰めている。
数週間前までは、彼のアリアンツ・アレーナでの時間は終わりに近づいていると見られていたが、最新の動きによって彼がブンデスリーガの強豪に残る可能性が高まっている。
プレミアリーグのクラブのチャンスが減少
30歳が近づいているとはいえ、キミッヒは依然としてバイエルンの頼れる選手の一人だ。
今シーズンすでに37試合に出場し、10アシストを記録。すべての大会を通じて約3,300分のプレータイムを確保している。
プレミアリーグのクラブは、彼がフリーになる可能性を見越して獲得に向けた準備を進めていたが、契約交渉が順調に進んでいることで、彼を獲得するチャンスは薄れてきている。
キミッヒが自身の将来について語る
バイエルンがレバークーゼンに勝利した後、キミッヒは自身の去就について初めて口を開いた。彼は「代表ウィーク前に決断したかった」と明かした。
キミッヒのコメント:
「私の計画では、代表ウィーク前に決断を下すつもりだった。
しかし、クラブはそれを望まなかった。それは当然のことだし、クラブが私に十分な時間を与えてくれたことに感謝している。
昨シーズンは難しい時期があったが、今シーズンは良いスタートを切り、クラブとの関係を再構築することが重要だった。
クラブはレバークーゼン戦の2試合前に決断してほしいと考えていた。
ただ、ケガがあって少し状況が複雑になった。詳細は話さないが、もうすぐ決断を下す。
レバークーゼン戦の間に決まるかはわからないが、遅くとも代表ウィーク前には決まるだろう。」
このコメントからも分かるように、キミッヒの決断は間もなく下される見込みだが、現時点ではバイエルン残留の可能性が非常に高いと考えられている。
(Caught Offside)