RBライプツィヒのストライカー、ベンヤミン・シェシュコの契約に含まれる契約解除条項が、今夏からプレミアリーグのクラブによって行使可能になると報じられている。
現在21歳のスロベニア代表FWは、2023年にレッドブル・ザルツブルクからライプツィヒへ加入して以来、76試合で35ゴールを記録。その活躍から、プレミアリーグへの移籍が噂されており、特にアーセナルは昨夏に彼の獲得を狙っていた。
しかし、シェシュコは昨年6月にライプツィヒとの契約を2029年まで延長している。
しかし今回、Sky Sports Germanyのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、シェシュコの契約には正式な解除条項が設定されており、今夏から発動可能になるとのこと。
プレッテンベルク氏はX(旧Twitter)で次のように報じている。
「これまで口頭での合意があるとされていたが、シェシュコの契約には2029年まで有効な正式な契約解除条項がある。
この条項は試合数、ゴール数、アシスト数などの条件に応じて変動し、定期的に増額される。」
現在の契約解除金は7000万ユーロ(約109億円)とされているが、シーズン終了までに8000万ユーロ(約125億円 )に達すると予想されている。
また、プレミアリーグのトップクラブがこぞって関心を示しているとされており、
- アーセナル
- マンチェスター・ユナイテッド
- トッテナム
などが競争に参戦。一方で、マンチェスター・シティはこの争奪戦に加わっていないと報じられている。
アーセナルは、1月の移籍市場でストライカー獲得に失敗。ブカヨ・サカやガブリエル・ジェズスの負傷の影響もあり、プレミアリーグの試合でミケル・メリーノを前線に起用する場面もあった。
The Athleticの報道によると、ミケル・アルテタ監督はクラブの決定(冬の移籍市場でのストライカー補強を見送ること)に同意していたとのこと。
理由としては、シェシュコやアレクサンダー・イサクといった長期的なターゲットが今冬には獲得できない状況だったためとされている。
(Football London)