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アーセナルがかつてアンタッチャブルだったFWの移籍を条件付きで容認か

アーセナルは、もし市場価値を上回るオファーが届けば、この夏にガブリエル・マルティネッリを売却する可能性があると報じられている。

マルティネッリは2019年にアーセナルのトップチームでデビューして以来、209試合に出場し、48ゴール26アシストを記録している。左ウィンガーとして、ミケル・アルテタ監督のチームがプレミアリーグのタイトル争いに復帰する上で重要な役割を果たしてきた。

マルティネッリは2022-23シーズンに好調を維持し、プレミアリーグ36試合で15ゴール5アシストを記録した。しかし、それ以降は、度重なる負傷やポジション争いの激化により、徐々に影響力を失っている。

アルテタは左サイドのポジションにレアンドロ・トロサールやラヒーム・スターリングを起用することも可能であり、アーセナルは今夏に多才なウインガーを補強する予定とされている。

金曜日、Mirror紙は、アーセナルが今夏の大型補強資金を捻出するために、マルティネッリまたはトロサールを売却する可能性があると報じた。その後、The Athleticがマルティネッリの状況について新たな情報を提供した。

今シーズン、マルティネッリのチーム内での立場は変化し、もはや「絶対に売らない選手」とは見なされなくなっている。

アーセナルの経営陣は、市場価値を超えるオファーが届いた場合、マルティネッリの退団を容認する方針だ。それにもかかわらず、アルテタはマルティネッリを高く評価しており、2023年10月にマンチェスター・シティ戦での勝利後、「彼は信じられない選手だ」と称賛していた。

アーセナルは積極的にマルティネッリを売却しようとしているわけではないが、過去のシーズンほどチームの中心的な存在ではなくなっている。

サウジがマルティネッリの動向を注視

アーセナルは、マルティネッリよりも多くのゴールに貢献できる新たな左ウインガーを補強する可能性がある。

アーセナルがマルティネッリをどの程度の金額で評価しているかは明らかになっていないが、過去には最大で7000万ポンド(約132億円)と評価されたこともある。

最初にMirror紙がアーセナルの方針を報じた際、マルティネッリの移籍先として最も有力なのはサウジアラビアだと伝えられた。

サウジアラビアのクラブは莫大な資金力を持っており、マルティネッリに対して相場以上のオファーを出すことが可能だ。しかし、トップレベルの欧州サッカーを離れ、中東へ移籍することに対して、マルティネッリ本人を納得させる必要がある点は指摘されている。

アーセナルの移籍市場動向:ターゲット変更の可能性

一方で、アーセナルはこれまで放出の可能性が報じられていたトーマス・パーティに、新契約をオファーする意向を持っているようだ。

アーセナルはパーティの多才さを評価しており、彼が中盤だけでなく右サイドバックとしてもプレーできる点を考慮している。しかし、新契約の条件として、給与の削減を求める方針だ。

仮にパーティがあと1年残留したとしても、アーセナルは将来的に彼の後継者となる新たなミッドフィールダーを獲得する必要がある。

報道によると、アーセナルは本命のマルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)に加え、アトレティコ・マドリードのパブロ・バリオスも獲得候補として検討している。

(TEAMTALK)

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