スロット監督がヌニェスへの批判を公にした理由を説明:「受け入れられない振る舞い」
アルネ・スロット監督は、ダルウィン・ヌニェスへの批判を改めて強調し、ここ2試合におけるストライカーの労働意欲が「受け入れられない」レベルだったと主張した。
オランダ人指揮官は、先週のアストン・ヴィラ戦(2-2)の後、ウルグアイ代表FWを名指しで批判した。この試合でヌニェスは試合終盤に決定的なチャンスを外してしまった。
今季、8500万ポンド(約160億円)の移籍金に見合った活躍ができていないヌニェスは、スロット体制で序列がさらに下がっており、先週末のマンチェスター・シティ戦ではベンチ入りしたものの出場機会がなかった。
スロット監督は、ヌニェスの「努力不足」に失望し、特に最近のウォルヴァーハンプトン戦でのパフォーマンスにも問題があったことから、今回の批判を公にすることを決めたと明かした。
スロット監督のコメント
「チャンスを外すことは仕方ない。それについては彼を責めていない」
「しかし、彼の労働意欲が2試合続けて足りていなかった。ウルヴズ戦、そしてヴィラ戦でのプレーには満足できなかった」
「私は常に選手に対して正直でありたいし、メディアの皆んなにもできる限り正直に話すようにしている」
「私は彼が決して一生懸命プレーしない選手だとは言わない」
スロット監督はまた、ヌニェスが過去に見せた素晴らしいプレーも認めている。
「私は彼がヴィラとのホーム戦で100mスプリントをしてゴールを決めたのを覚えている」
「また、マンチェスター・シティ戦では途中出場し、積極的なプレッシングでボールを奪い、それがゴールにつながった」
「ただし、全力を尽くさない選手は受け入れられない。それは明確だ」
「1回ならまだしも、2回続くと問題だ。それで私はこの件について公に言及した」
ヌニェスの姿勢の変化と今後の展望
スロット監督は、ヴィラ戦での決定機逸について、ヌニェス自身も深く落ち込んでいたことを明かした。
「彼はあのミスについてまだ落ち込んでいた」
「ストライカーとして、チームのために走ることも重要だが、彼らの最大の目標はゴールを決めることにある。だから、ミスをしたことを引きずってしまうのは普通のことだ」
「ただ、昨日(月曜日)のトレーニングでは素晴らしい働きを見せた。労働意欲も申し分なかった」
「もしこの姿勢を続けられれば、チームが彼を必要とするとき、準備万端でプレーできるはずだ」
スロット監督は、今後のリバプールの試合でヌニェスが再び出場機会を得る可能性を示唆し、彼のトレーニングでの努力を高く評価した。
(Daily Mail)