アトレティコ・マドリード、MFの補強を目指す
アトレティコ・マドリードが新たなミッドフィルダーの獲得を狙っていることは、もはや秘密ではない。同クラブは、今夏の移籍市場でこの補強を完了させることを目指している。
現在、ディエゴ・シメオネ監督のチームには、パブロ・バリオス、ロドリゴ・デ・ポール、コケ、コナー・ギャラガーといった選手が起用可能だ。また、トマ・レマルも在籍しているが、彼は戦力としては考えられておらず、今シーズン終了後に売却される見込みとなっている。
アトレティコ、マンチェスター・Cのコバチッチに関心
ここ数カ月、アトレティコ・マドリードはピボット(守備的MF)の補強候補として多くの選手と結びついてきた。最近では、レスター・シティのウィルフレッド・エンディディがターゲットの一人として報じられたが、新たにマンチェスター・シティのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチもリストに加わったようだ。
CaughtOffsideによると、マンチェスター・シティは今冬の移籍市場で元バルセロナのMFニコ・ゴンサレスをポルトから6000万ユーロで獲得したことを受け、今夏のコバチッチ売却に前向きな姿勢を示しているという。
コバチッチの移籍金は3000万ユーロ
30歳のコバチッチは今シーズンもマンチェスター・シティで一定の出場機会を得ているが、それは一部ロドリ・エルナンデスが昨年9月に前十字靭帯(ACL)の負傷で長期離脱していることが影響している。クラブの幹部はすでにコバチッチを「放出可能な選手」と見なしているようだ。
報道によると、マンチェスター・シティはコバチッチの移籍金を3000万ユーロに設定しており、アトレティコ・マドリードがこの額を支払うかどうかが注目される。ただし、アトレティコは仮に獲得に動いた場合、この移籍金を引き下げることを目指すとみられる。
アトレティコにとってコバチッチは良い補強となるか?
コバチッチにとって今シーズンは難しいものとなっているが、2023-24シーズンの活躍は素晴らしいものであった。アトレティコ・マドリードの関係者は彼の実力を十分に理解しているはずであり、3000万ユーロという価格は適正なビジネスとなる可能性がある。
しかし、クラブのスポーツ部門が最終的にコバチッチをターゲットとするのか、あるいはそれよりももう少し手頃な価格の選手を検討するのかは、今後の動向を待つ必要がある。
(Football Espana)